2020年以降の仕事
2020年以降は電子書籍の執筆と並行してエンディング関係、求人関係、農業関係、DX関係のウェブ、書籍などを執筆。自伝・社史・個人史・家族史などのストーリーライティングを交えてて提供しています。
月刊仏事・連載企画記事・取材記事
●寺力本願
●ニッポン寺づくり応援団
●葬儀+Xで強くなる
●創業!エンディングプロデュース
●エンディング産業展レポート など
企画・取材・記事執筆
葬儀供養業界の業界誌「月刊仏事」(鎌倉新書)のメインライターとして活動。葬儀・お寺・終活事業・ライフデザイン事業の取材・執筆を毎月行っています。今後の高齢化社会におけるビジネスの在り方、人の生き方について価値ある情報を提供するとともに、自分の学びとする仕事です。
電子書籍出版
「愛AIがあればAIができる~葬儀ナレーターのAI開発ストーリー」
企画・取材・原稿執筆・出版
葬儀ナレーターとして25年におよぶキャリアを積み、日本初のナレーション製作AI「IKIRU」を開発したAIプロデューサーの岡野裕子氏(株式会社ビアンフェ)のプロモーション用の書籍を執筆させていただきました。岡野氏の貴重な体験、AIの概要と機能、そしてその材料となった岡野氏のナレーション原稿の一部をご紹介しています。
もくじ
第1章:〈IKIRU〉がより良いお葬式をつくる/第2章:人生のドラマの語り部として/第3章:〈IKIRU〉をつくる/第4章:〈IKIRU〉の使い方マニュアル/第5章:〈IKIRU〉の資料原稿/さいごに:生きている〈IKIRU〉
書籍
「変革の勇気 ~観光・サービス業が生まれ変わる方法~」
取材・原稿執筆
「日本を地方から元気に」を事業活動の目的として「くらしデザインラボ株式会社」を設立。神奈川県小田原市の「ベリーの森」、岩手県の「みどりに里」をはじめ、全国各地の農業・観光業において新事業を成功させている佐々木司氏のプロモーション用の書籍を執筆させていただきました。
佐々木氏のユニークな体験、観光業への取り組み方、実例に即した新しい付加価値の作り方など、斬新なアイデアと実践について紹介しています。
第1章:日本の観光業には変化が必要/第2章:新しい価値のつくり方/第3章:実践!価値創造/第4章:観光業の未来
書籍
「中小企業のDXは会計事務所に頼め」
取材・原稿執筆
中小企業の課題解決と経営革新に役立つDXの推進のための、会計事務所を中心とする「中小企業DX推進研究会」のプロモーション用の書籍をリモート取材をもとに執筆させていただきました。
働き方改革とDX(デジタルトランスフォーメーション)に戸惑う中小企業に向けて、DXという考え方の解説をはじめとして、業務上の負担や導入コスト・運用コストを心配することなく実現できる方法を、豊富な導入事例とともに紹介しています。
第1章:中小企業こそDXをはじめよう/第2章:成功するDXの進め方のポイント/第3章:課題から探すDX導入事例/第4章:一歩上を行くDX/コラム:会計事務所の視点
書籍
「なぜDXはバックオフィスから始めるとうまくいくのか」
取材・原稿執筆
上記の続編として「中小企業DX推進研究会」のプロモーション用の書籍をリモート取材をもとに執筆させていただきました。DXには正しい進め方があるとして、バックオフィスの機能の分析をはじめとして、様々な業務改善の手助けとなるシステムの導入事例を交えて数年後の理想的な会社経営の在り方を示唆する内容になっています。
働き方改革とDX(デジタルトランスフォーメーション)に戸惑う中小企業に向けて、DXの考え方をナビゲートし、コストを心配することなく実現できる方法を、豊富な導入事例とともに紹介しています。
第1章:中小企業こそDXをはじめよう/第2章:成功するDXの進め方のポイント/第3章:課題から探すDX導入事例/第4章:一歩上を行くDX/コラム:会計事務所の視点
台本づくりの仕事
ひとくちに台本と言っても、テレビ番組やプロモーションビデオといった映像系、ラジオ番組などの音声系(インターネットにおいてはどちらも)、また、イベントやセレモニー、展示会などの進行台本もあります。そしてもちろん、映画やテレビドラマも(こちらは脚本と呼ぶ場合が多いです)。
これらに共通するのは、エンドユーザー(視聴者・観客)の目や耳に触れる最終ゴールは「文字では表現されない世界」であるため、通常その台本は表に出ない、ということです。
しかし、こうした「文字では表現されない世界」は最初、何の形もありません。コンセプトは何なのか? そこからどんなストーリーが作れるのか? そのストーリーはどんな時間や空間の中で、どんな人や物によって語られるのか?――作り手・提供する側にとって、世界を構築していくためには、そのプロジェクトを進めるためのSTEP=「踏み台」にする、文字で書かれた本=「台本」が必要になります。
また、ほとんどの場合、最終ゴールのアシストをするために、音声=人のVoice(声)によって語られるセリフ――ナレーション、コメント、アナウンス――も文字で用意されていなくてはいけません。これも台本に求められる必須条件です。
プロジェクトのスタート、および、ゴール直前のアシストに必要不可欠な、いろいろな台本を長年にわたって書いてきました。その一部、できるだけ最近のものをご紹介します。
富国生命 学資保険・子育て支援DVD「七色のつばさ」 2011年
企画・取材・構成台本
「学資保険の案内DVDを配りたいが、それだけでは観てくれないので……」というご相談を受けて、企画からスタート。商品案内・説明とともに、1歳の娘を持つ新米ママが、子育てに関するノウハウを体当たりで学習するというテーマのもと、小児はり(スキンタッチ)、ベビーサイン、食育、音読(読み聞かせ)といったコンテンツをそろえ、オリジナルテーマソングもつくってTVの情報バラエティ番組風に構成しました。
主演の女優さんとその娘さんが魅力的。さらにインストラクターとして出演してくれた皆さんがとても楽しんでくれたことが何よりでした。全国で10万セットが配布されました。
M-Bank ファミリーストーリー 2016年
企画・取材・構成台本
映像文化・IT技術が社会に浸透し、個人も自分のPRや記念のために、プロの手を借りて質の高い映像作品を作るようになりました。この企画はそうした希望を抱く人を対象に「人生の大切な時間を映像に残す」というコンセプトに沿って、個人の人生、および家族の記録を、一種のドキュメンタリー映画に仕立てます。
ここでは大阪のとある企業の代表とその家族の思いを、インタビューとナレーションで約30分のストーリーに構成しました。
http://m-bank.co.jp/
ロッテリア 従業員教育映像 構成台本 2008年
時代の趨勢でファーストフード店もマニュアルどおりのサービスでは顧客を得られないとして、「脱マニュアル」を目指して試行錯誤を繰り返しています。そうした背景のもと、企画から参加させていただいたこの仕事では、ストーリー仕立てで従業員教育のコンセプトを表現。主人公である若い店長が、新人のアルバイトスタッフに仕事を教えながら、自分も学び・発見を得ていく、というお話になっています。
台本づくりも単にマニュアルどおりのことを書くだけなら楽ですが、これはかなり苦心しました。しかし出来上がりは好評で、この年の全国フォーラムでも上映されました。
野村不動産「横浜ビジネスパーク」 施設案内用映像 構成台本 2008年
横浜市保土ヶ谷区にあるビジネス施設のテナント募集用紹介映像。世界的に有名なイタリア人建築家のデザイン・設計による、ちょっとローマ建築のテイストを感じさせる広場やホールが、映画・テレビドラマ・CMなどの撮影でよく使われている施設です。また、随所に彫像などのアートを配置しユニークな空間づくりを行っています。
私がこの仕事に最初に携わったのが1988年の着工時。その後25年以上にわたって、新規テナント向けに繰り返し改編しています。
古河電工 電装・エレクトロニクスカンパニー 会社案内映像 企画・取材・構成台本 2007年
企画からスタートしたこの仕事は、打ち合わせの際、クライアント担当者の方がふと漏らした「うちはオーケストラみたいなもので・・・」という言葉が作品作りのヒントになりました。
そのキーワードに沿って、企業イメージ・事業概要を、ナレーションを一切使わず、オーケストラの演奏(かの名曲「ジュピター」)と字幕のみで構成・表現しました。
三谷バルブ 会社案内映像 取材・構成台本 2007年
シャンプーやボディソープ、医薬品スプレーなどの容器を作るバルブ・ポンプのメーカーの会社案内ビデオです。工場の取材映像と、進行役のプレゼンターの語りで構成しました。プレゼンターの出演シーンはCG合成のため、バーチャルスタジオを使用。そこに何百個という商品を持ち込んで撮影しました。
世間一般にはあまり知られてはいませんが、このメーカーは日本のこうした製品のおよそ8割のシェアを持っており、海外でも高い人気を誇っています。取材した埼玉の工場は、近代的でとてもクリーンですが、その技術は基本的に、昔ながらの町工場のもの。金型なども自分たちの手でつくっており、日本の職人的な技術の素晴らしさも伝えています。
歴人めし(全9話) チャンネル銀河(2016) リサーチ・構成台本
織田信長、徳川家康、坂本龍馬、高杉晋作など、歴史上の人物の好んだ食べ物、あるいはゆかりの深い食べ物を、著名な料理人が現代風にアレンジし、その調理を見せる料理番組です。
文献の検証・リサーチをもとに全体のストーリーを構成し、10分番組を全9本作りました。現在、チャンネル銀河にて随時放送中です。
全国高校生対抗ごはんCUP2002~2008 取材・構成台本
NHK特別番組/決勝大会ウェブリポート
JA主催。ファーム系の学校とキッチン系の学校がインターネットで出会ってユニットを組み、自前の食材を使って、テーマに沿った料理を作ります。
全国から選抜された高校生ユニットが集まる決勝大会は、有名タレントが司会に加わり、著名な料理人・料理評論家などが審査員となり、NHKの番組として全国放送。その番組台本、および、ウェブサイト掲載のリポートを書きました。
シアターテレビジョン 2004~2009年
「愛ッパ!」(トークバラエティ番組) 企画・台本・演出
「シアターインフォクリップス」(情報番組) 脚本・演出
「BLUEMAN GROUP IN TOKYO」(特別情報番組) 台本 など
足かけ6年にわたってスカパー!の演劇専門チャンネルの番組をつくりました。
「愛ッパ!」は、ともに舞台俳優であるリポーターと月替わりのゲストが、街歩き、アミューズメントやミュージアムのガイド、体験教室などとともにトークを展開。東京ミッドタウン、東京タワー、昭和レトロ博物館、オルゴール博物館、豪徳寺(招き猫の元祖)、泉岳寺(赤穂浪士記念館)、おとなの楽器レッスン、ケーキづくり、忍者修行、箱根の温泉旅行……等々、さまざまな企画を立てて制作しました。
「シアターインフォクリップス」は記者会見の映像などを交えながら、毎回、複数の演劇公演情報を紹介。米国のパフォーマンス集団「ブルーマングループ」の日本公演を、オリジナルメンバーやプロデューサーのインタビューを交えて紹介する番組もつくりました。
立石商店会ラジオドラマ 脚本 2014年
地域活性化の目的で、実在する商店を舞台にしたドラマを執筆。この地域名の語源となった「立石様」をポイントに、靴店、化粧品店、居酒屋などで展開する3本のドラマが制作され、地域ラジオ「FMかつしか」で放送されました。
京急線・立石駅前から広がる、昭和の雰囲気を色濃く漂わせる商店街、そして地名の由来にもなった、地球の中心まで続いていると言われる「立石様」の印象が強く残っています。
大河ドラマ・エフエム・ウォーク(in萩・江刺・北近江)
番組企画・台本・演出 2004~2006年
「新撰組」「義経」「功名が辻」……NHK大河ドラマと連携し、その年の作品に縁の深い地方都市でミニFM局を設置。ラジオ番組をつくって半年間という期間限定で放送しました。史跡・名勝・名産品などを紹介や観光情報のアナウンス原稿、サウンドエッセイ、大河ドラマの予告編などを書きました。大河ドラマ出演者のインタビューも挿入。萩では「新撰組」で隊士・伊東甲子太郎を演じていた谷原章介さんが、開局イベントのゲストとして生出演していただきました。
サイエンスチャンネル 2007年
「水圧、その驚異の力」「海の中は音の世界」 取材・台本
海洋研究開発機構:JAMSTECの企画による科学情報番組(インターネット、CATV向け)。海中における水圧と音をテーマに、それぞれ、ドラマ仕立て、リポーター+アニメキャラクター仕立てで制作しました。海という広大な生活圏の神秘、音波を使ったクジラやイルカのコミュニケーション能力は、まさしく驚異的です。
また、横須賀の海洋研究開発機構:JAMSTECを取材し、水圧の実験装置(カップヌードルの容器が見事に縮小)を見学したり、潜水艦にも搭乗させてもらいました。
ふるさとの食 にっぽんの食フェア2017 JA全中ブース 進行台本・演出 2017年
毎年、渋谷のNHK放送センター敷地内で開催される「ふるさとの食 にっぽんの食フェア」。JA全中ブースの台本・演出を担当しました。
「おいしいお米の食べ比べ講座」は原宿の隠田商店街の「小池精米店」の五つ星お米マイスター・小池理雄氏が出演。4種類の米の食べ比べは家ではできないので、参加した人にとって貴重で贅沢な体験になりました。
トーク&クッキングショーはE-テレ「きょうの料理」の講師・料理研究家の枝元なほみさんと、司会の後藤繁榮アナが出演。ほとんど漫才みたいな掛け合いで笑いを取っていました。
このイベントは地震や台風による自然災害などの被災地農家の応援という趣旨があり、メッセージボードにはたくさんのメッセージが貼りつけられました。
趣味の園芸フェア in ヨコハマ1st トークショー台本 2017年
NHK-Eテレ「趣味の園芸・遊ガーデン」と横浜市の緑化フェアのタイアップイベント。
横浜「港の見える丘公園」に作られた「遊ガーデン」3月26日放送分の公開収録後、「趣味の園芸・遊ガーデン」6人の講師の皆さんのトークショーの台本を書きました。
オンエアとちがって制約がなく、自由におしゃべりができるので、皆さん、とてもいきいきと自分お仕事について話していました。さすがプロフェッショナルだけあって、植物・動物に関する知識の深さは素晴らしい。
東京国際映画祭(第18~27回) 2005~2014年http://www.tifff-jp.net/ja/
「cyberT!FF」(ドキュメンタリー番組/中継番組/ニュース番組/PRビデオ等) 取材・台本
日本最大・アジア最大の映画の祭典。毎年10月中旬~下旬に六本木ヒルズで開催されるこの東京国際映画祭の公式映像配信プロジェクト「サイバーティフ」で製作する各種番組(インターネット、映画専門チャンネル「ムービープラス」、NTTぷらら「ひかりTV」などで放送)の構成台本やコメント原稿などを10年にわたって担当しました。
初日前の1週間は連日徹夜でレッドカーペット/グリーンカーペット放送関連の原稿を書き、当日はJ-WAVEのスタジオやインタビューブースで、実況担当のナビゲーター/インタビュアーに原稿をわたします。
2012年は25th記念ビデオを制作。古くから映画業界に携わっている方々に日本映画の歴史なども勉強させていただきました。
ETV公開収録イベント 2015年 進行台本
ETVの番組「きょうの料理」「趣味の園芸」「TVシンポジウム」などと地域の自治体とのコラボレーションで、愛知県・静岡県で公開収録イベントを開催。エンターテインメントと生活・文化・教養をブレンドした内容で、多数の番組ファンに喜んでいただきました。
JA全中 お米普及イベント 2015~16年 進行台本
毎年、NHK敷地内で行う大規模なフェスティバル「ふるさとの食 日本の食」の一部。全国各地のお米の試食とともに、有名料理人の調理&トークショーや、専門家がお米の新しい楽しみ方を教える特別講座などを併せて開催。食イベントならではの活気に包まれ、大勢の来場者で沸きました。
「こんにちは地球」
ラジオドラマ(NHK-FMシアター) 1994年
音だけ(セリフ+効果音+音楽)の世界だと、どんな表現が可能なのか?と、初めて書いたラジオドラマ脚本が、第9回NHK名古屋ラジオドラマ脚本賞・佳作を受賞。NHK-FMの「FMシアター」でOAされました。
離婚して幼いころ別れたお父さんの面影を慕う女子高生の、恋と幻想を描いたお話です。ちょっとひねくれたヒロインを、当時まだデビュー間もない17歳の菅野美穂さんが演じてくれました。
「世界の果ての小さな海」ラジオドラマ(NHK-FMシアター) 1995年
NHK大阪ラジオドラマ脚本賞・佳作を受賞。こちらも「FMシアター」でOAされました。
個人の人生がコントロールされ、安楽死システムが機能する超管理社会で、死の間際、システムから離脱した老夫婦を、葬儀セレモニーの「泣き女」が幇助し、ともに逃走する、というストーリーです。
ヒロインを佐藤綾さん、葬儀演出家を升毅さん、そして漫才師の夢路いとしさんが老人を好演。フランス人ディレクターがこの作品にほれ込んで熱心に制作。深夜まで粘りに粘った収録が行われました。
劇団こぐま座 舞台脚本 2006年~
「こどもがおとなに、おとながこどもになる木の実」
「シルバニアビレッジ・ファミリーミュージカルショー」
「みにくいアヒルの子」「ピーターパン」など
こぐま座は日本でも希少な、着ぐるみによるファミリーミュージカルの芝居・バラエティーショーなどを行っている劇団です。エポック社と提携した「シルバニアファミリー」関連のオリジナルストーリーを作ったり、世界名作童話を幼児向けのお話にアレンジし、その脚本・歌の歌詞などを作りました。
現場にも幾度となく出向いて進行のお手伝いなどもしています
本・広告づくりの仕事
台本ライターと区別するために、こちらは書籍、広報誌、パンフレット、ウェブサイトのテキストなど、「文字・文章で表現するアイテム」の仕事を紹介します。
一般的にこの二つは違うものと認識されているかもしれませんが、私にとってはかなり似通ったものです。企画・プランニングから始まり、取材・リサーチ、そして執筆にいたるプロセスは同じで、フィニッシュの部分が、台本は「音声によって伝える文章表現」なのに対し、こちらは書いた文字そのままで伝える。要するに耳で聞かせるか、目で読ませるかの違いでしかありません。
聞かせるほうは語感、言葉の響きなどを意識します。一方、目で読ませるほうは単語やフレーズの視覚的イメージや、文字の種類・行間などのバランスを意識します。
ただ、私は読む文章でも、耳で聞いて頭に入ってこないもの、胸に響かないもの、リズム感に乏しいものはNGと思っています。そのため、いつも自分で書いた文章を朗読しながら推敲・清書しています。
そんなわけでこちらの仕事をするのは、まったく違和感はありません。実際、イベントなどでは台本とともに印刷物やサイトの制作を頼まれることもあります。こちらもいろいろな媒体で書いてきたので、いくつかご紹介します。
月刊仏事・葬儀&イベント関係取材記事(鎌倉新書) 2016年~
葬儀・供養業界のビジネス情報誌にて、葬儀関係・イベント関係の取材記事を担当。
毎年8月、東京ビッグサイトで開かれる「エンディング産業展」をはじめ、業界の各種イベントやセミナー、寺院におけるインタビュー、葬儀や偲ぶ会などの取材を行い、記事を書いています。
また、毎月のニュースページも担当し、業界情報を提供しています。
月刊仏事・全国最新葬儀供養事情(鎌倉新書) 取材・記事執筆 2016年~
葬儀・供養業界のビジネス情報誌にて、高齢化社会・多死社会における各都道府県の施策や、その土地に根差した新しい葬儀・供養関連のサービスをリポートする連載記事です。各地域の行政機関や民間企業などに取材したり、葬祭・供養行事に反映される、その土地独特の歴史・文化・風習を紹介しています。
地域住民と行政が一体となって進める新斎場建設、インターネットを使った一般人の訃報告知、近年まであった土葬・風葬の風習など、幅広い視点で取材・執筆を行っています。
議員広報プロジェクト(悠光堂)
取材・記事執筆 2016年~
政治に携わる議員が、支援者や団体、および有権者一般に向けてのコミュニケーションツールとして機能する広報誌を制作。プロフィールや実績、メッセージなどを分かりやすくまとめて執筆し、美しいデザインに仕上げて発行しています。紙媒体を重視する人たち、新人として支持者獲得に努める人たちに最適なツールとして育てています。
全日本動物専門教育協会広報誌
「アニマルワールド」
広告記事/コラム記事執筆 2012~15年
動物のケアやトレーニングの専門家を育てる学校が加盟する協会の機関誌で、動物・ペットに関するコラムや記事広告を執筆しました。
記事広告ではペットシッター派遣会社やトリマー専用用品をプロデュースする会社、留守宅でペットを見守る映像通信機器などの紹介を通し、現代社会における動物の存在意義の高まり、人と動物の共生のためのサービスや技術の発達を実感しました。
中小企業のDXは会計事務所に頼め!
~キホンと導入事例から知る働き方改革~
(編著:中小企業DX推進研究会/発行:金融ブックス)2020年8月発売
会計事務所のITチームへの取材をもとに、バラエティ豊かな事例を紹介する第3章
を、ITコンサルタントも務める杉本恭子氏が、そのガイダンスとなる1・2・4章を福嶋誠一郎が執筆。楽しいイラストも満載で、読みやすいことこの上なし!
■本書の内容
ITの力でビジネスを良くするDX(デジタルトランスフォーメーション)。
人口減少による労働力不足や、新型コロナ禍によるテレワーク推進…。課題山積みの中小企業にこそDXは待ったなし。本書はこうした中小企業に向け、1 人から、無料からでも始められる実践手法を紹介する内容です。
【目次】
1 章 中小企業こそDXを始めよう
2 章 成功するDXの進め方のポイント
3 章 課題から探すDX導入事例
4 章 一歩上をいくDX
ポッカサッポロ周年記念誌「ポッカサッポロ商品成長記」
2017年
制作会社TOKYO PLANNINGから頂いた仕事。
ポッカコーポレーションとサッポロ飲料は2013年に統合。社内でプロジェクトチームができ、互いの前身のことをよりよく知ろうということで制作しました。
社内報のBOOK版でトータル160頁。「ポッカレモン」などのレモン製品、缶コーヒー、スープ、バラエティ商品、製造技術、海外事業、業界人座談会など、約90ページ分を担当しました。
ポッカコーポレーションは1950年代から80年代にかけて、日本の飲料業界をリードしてきたメーカーで、画期的な商品を次々に生み出してきました。
かのポッカレモンは昭和20年代の名古屋・栄広小路で小さなバーを経営していた創業者が発案し、町工場で試作を重ねて作ったもの。
日本初(ということは世界初)の缶コーヒーを作ったり、それを売るためのホット&コールド自販機も開発しています。
また、缶コーヒー用の焙煎技術や、スープの造粒化(粉末でなく、顆粒の微細なツブツブにする)技術などに関してもパイオニアでした。
片や、おみくじソーダや占いコーヒー、プリンシェイク、ふってゼリーにする飲料など、遊び心あふれる面白ドリンク商品もここがオリジナル。輸入事業や海外事業にも早くから積極的に取り組んでおり、そうしたストーリーの数々を網羅しました。
「芝生でいこう」「芝生だいすき」
和泉グリーンプロジェクト・編 2009年
息子が都内の区立小学校に通っていました。美しい緑の芝生の校庭が自慢の学校です。保護者がボランティアのプロジェクトチームを結成し、毎週、一生懸命世話をしていました。
当時、その広報部だった私は、「本をつくろう!」と企画を提案。メインライターとして楽しいイラストを使った冊子「芝生だいすき」と、美しい写真を満載した書籍「芝生でいこう」を出版しました。最初に企画を出してから足かけ3年がかりの作業。自分(息子)の卒業時にぎりぎり間に合いました。
自費出版ですが、写真もイラストもデザインもすべてプロが腕をふるいました。原稿が出来上がった1月の雪降る土曜日、保健室にカンヅメになって夜になるまで校正作業をしたことが忘れられません。
この他、学校案内のパンフレットやPTAの広報誌づくりなど、息子の小中学校の9年間は、ライターの私にとっても、いろいろな意味で「学校」でした。
JEA(ジャパン・エンターテインメント・アカデミー)パンフレット2012/2015年
総合芸能プロダクション㈱ジャパン・ミュージックエンターテインメント(JME)直属芸能スクールの生徒募集用パンフレット。
現役の生徒たちを集めて座談会を開き、そこでの発言や意見をもとにコンセプトを作って制作しました。高校生・大学生世代の若者たちの希望と不安の入り混じった声を直に聞き、そこから文章を起こしていく作業は、貴重な経験になりました。
株式会社 武蔵野 パンフレット 2012年
多くの中小企業をサポートするカリスマ経営者・小山昇氏が代表を務める㈱武蔵野の新卒社員募集用パンフレットのコピーライティングを担当。
小金井市の住宅街に本社を構える㈱武蔵野は、清掃サービスの「ダスキン」の代理店でありながら、長年にわたる経営の工夫が評判を呼び、2000年から経営サポート部をもうひとつの柱として事業を展開しています。入社試験には「社長のカバン持ち」を取り入れるなど、いろいろユニークな試みも。各事業部の部長からアルバイト中の内定者(当時)まで、いろいろお話を聞き、現代の就活事情も掴めました。
杉並産業振興センター
「杉並就労支援センター」 「阿佐ヶ谷キックオフ・オフィス」 チラシ 2016年
「杉並就労支援センター」は、引きこもり、ニートなど、働いたことのない人たちや、いったん就職したものの、すぐやめて何年も働いていないという人たちを対象に、相談・トレーニング、仕事の紹介などをするところ。その事業概要をPRするチラシです。
「阿佐ヶ谷キックオフ・オフィス」は、事業をスタートさせたばかりの起業家を対象としたレンタルオフィスの入居者募集チラシです。
全国構造学習研究会パンフレット 2008年
全国構造学習研究会の普及PR用パンフレットのコピーライティング。
この組織の目的は、チェコの心理学者の「ゲシュタルト理論」や、スイスの心理学者の「発達心理学」を基盤にした「構造学習」をわかりやすく解説し、多くの人にそれを伝えること。国語課を中心にすべての教科に幅広く活かされ、人間の内面づくりにも根ざす学習方法で、おもに小学生に向けて、半世紀にわたる弛まぬ普及活動が続けられています。
国立青少年教育振興機構
「体験・遊びナビゲーター」書籍 2014年
北海道から沖縄まで、全国にある青少年教育振興機構直営の「青少年の家」などの拠点から情報を収集し、プレイリーダーが使えるハンドブックを執筆しました。
季節ごとに海や山の自然を楽しみ、その中で安全に遊ぶ方法、昔の暮らしの一端を学ぶ体験など、貴重な情報を文章化し、基本的なマニュアルとして構成・編集しました。
マイナビ農業 取材・WEB記事ライティング 2017年~
農業従事者、就農志望者を読者対象にした、マイナビが運営するウェブサイト 「マイナビ農業」 https://agri.mynavi.jp/2017_12_13_13306/ の取材記事を2017年10月から担当しています。
米、野菜、酪農、畜産、農業教育など多方面のテーマに沿って企画を提案し、取材・記事執筆を行っています。
農業に携わる人、または志す人は「生きる」ということに自分なりの哲学を持って取り組んでいます。単なる職業・ビジネスとしての視点だけでなく、そうした人間の思いを描くことに腐心して執筆に取り組んでいます。
ドクターズ・ファイル 取材・WEB記事ライティング 2013年
歯科医をはじめ、皮膚科、眼科、獣医など、様々な専門の医師を取材し、紹介する記事を執筆しました。
都内で開業し、活動している10人以上の医師に取材しましたが、もっとも興味深かったのは、訪問診療を行い、終末期医療に携わっているドクターの体験談で、死に瀕した患者と医療者との人間対人間のコミュニケーションには、深い感慨を覚えました。
kidsDon! Webサイト 2012年
kidsDon!は、従来の市場にない、新しいコンセプトで生まれた、幼稚園・保育園の卒園アルバム専門制作メーカー。そのウェブサイトのコピーライティング全般を担当しました。
ごくわずかしかない「子どもが子どもでいられる時間」を最高の形で残し、未来につなげるために……。そんなクライアント様の思いを十二分に反映させたサイトにすることが出来ました。
GranDon! Webサイト 2016年
kidsDon!を運営するクライアント様の新たなプロジェクトは、高齢者に向けた認知症予防トレーニングの講座活動です。i-padを使って行うメソッドのインストラクター・指導者として、神奈川県で事業を展開するということで依頼を受け、再びウェブサイトのコピーライティング全般を担当しました。
株式会社メテク Webサイト 2011年
医療機器メーカーのウェブサイト。人材採用ページの取材・テキスト全般を担当しました。
取材した人の多くは転職組で、中には家電メーカーから「いのちに関わる仕事をしたい」という理由から転職したという人もいました。彼らは医師や看護師ではないので、直接患者と向き合うわけではありませんが、年に数回、その機器を使う人たちの話を聞く機会があるそうです。
こうした仕事に関する取材インタビューは、後でテープを起こして書いていると、そのインタビュイーの人間性が知らぬ間に浮き彫りにされていることに気づき、とても興味深く感じます。
和泉トレジャーBOX 学校ライブラリーソフト 企画・取材・記事(2015)
小中学校統合に際し、各学校・地域の歴史を後の世代に伝えていく、という趣旨のもと、動画・音声・写真・記事でまとめたライブラリ―ソフトの制作にコンセプトワークから携わりました。各学校のOBである戦前・戦中・戦後の各世代の人たちのインタビュー取材では、かつての日本の子供たちの生活感・物資の豊かさ・利便性と引き換えに失われた文化に深くコンタクトすることができました。
また、学校・地域の歴史とともに、日本・世界の動きや、暮らし・給食・遊びの変遷まで、幅広い視点で楽しく学べるものにして、新設校のラーニングセンターに設置しました。設置後は、それを観る生徒や先生が、自分たちで地域の記事・写真・動画などを入れて新たな年表を拡張していける、発展性に富んだソフトにしています。
幸せになる犬の愛し方・愛され方
情報商材 企画・取材・記事(2013)
家庭犬のしつけコーチとして知られるインストラクターを著者にして、ネット上で販売する情報商材を制作。犬を飼育するための考え方から動物行動学の理論、しつけの実践トレーニングまで、1冊の本に匹敵するボリュームと、情報商材の特性として動画も挿入。著者メッセージの他、犬の目線で見る世界、イルカのインストラクターのインタビューなども交え、豊富な内容にしました。
準備(オリジナル)企画
○STORAY(飲食店メディア) ○グリーフケア ○Story Fruits
今後の世の中のニーズに合わせ、「ひとりひとりの暮らしの中にも台本が要る」を大きなテーマに据えた、オリジナル企画を準備しています。小説(フィクション)をノンフィクションと統合して発信していく、といった試みにもチャレンジしていきます。
読物としての自分史・家族史・社史の提案:Story Fruitsについては、「父の昭和物語」「いたちのいのち」「なずな」「DJストーリー」「りんたろう10歳の夏」など、ご参考になるサンプル原稿も用意しています。
おりべまこと
小説/戯曲/エッセイなど
「おりべまこと」は私のペンネーム。戯曲・童話・小説などの文芸作品も書いています。
ボランティア活動
「旅する本屋」のおじさんとして、学校や地域の施設などで絵本の朗読(読み聞かせ)、紙芝居実演なども行います。
台本ライター・福嶋誠一郎のホームページです。アクセスありがとうございます。
お仕事のご相談・ご依頼は「お問い合わせ」からお願いいたします。