AIエロコンテンツが現実世界を変えていく

 

「全国初摘発“生成AI”で作成した裸女性の

わいせつ画像をポスターにし販売か 男女4人逮捕」のNEWS。

僕をはじめ、多くの人は、驚きでもなんでもなく、

「やっぱり出たか」

「このタイミングで出たか」といった、

冷静な(?)感想を抱いたと思う。

 

これはマーケティング的必然。

いくらで売ってたのか知らないが、

リアルな写真集やアダルトビデオと違って、

モデルや女優さんも、カメラマンも、

ディレクターも、ロケ費用もいらない。

コストがかからないので、

売り上げのほとんどは利益になる。

人間、エロいカネもうけ、ボロい金儲けには、

惜しみなくエネルギーを注げるようにできている。

 

試しに「AI エロ 画像」で検索してみたら、

出るわ、出るわ。

そのほとんどはボカシが掛かって見えないが、

水着や下着付きならOK。

いかに日々、AIエロクリエイターたちが

創造力を発揮しているか、

そのエネルギーたるや、大したものだ。

 

「わいせつ」と言っても、

アダルトビデオサイトよりだいぶマシなのでは?

と思うが、今回の摘発は今後、

AIを使ってエロコンテンツでビジネス考えてる人たちへの

牽制・見せしめなのだろう。

 

でもこの先、テクノロジーが

人間の慰安に使われるのは必至だと思う。

ロボットもある程度のレベルに達した後は、

この方面から開発技術が進むのではないか。

 

今のところ、AI・ロボット相手に性欲をたぎらせるのは、

気持ち悪いし、人間として異常ではないか、

という見方が強いと思うが、

いずれみんな慣れてしまって、

いつの間にか社会的にも認められていくだろう。

むしろバーチャルエロが、

現実世界の性犯罪の抑止力になるのではないか?

 

そして、肉体を慰めてもらった後は、

心も慰めてもらう、といった形で、

AI・ロボットは恋人や友達や家族に

進化していくのかもしれない。

 

こんな妄想が、妄想でなくなる日が来るのも、

そう遠い先の話ではなさそうだ。