息子の安上がり正月リゾート

 

 

暮れから正月にかけて、足掛け1週間、

息子が泊まっていった。

別々に暮らすようになって以来、

こんなに長くいたのは初めてだ。

元旦が映画の日だから、ということで、

一人で池袋に「マッドマックス怒りのデスロード」と

「地獄の黙示録」を観に行ったのと、

昨日(4日)にいっしょに初詣に行った以外は、

家でゴロゴロしていた。

うちをリゾート施設扱いしているのかもしれない。

ずいぶん安上がりなリゾートだ。

 

その代金というわけではないが、

自分ではなかなかアプローチしない

マンガのこと、小説のこと、映画のことなど、

若い世代のトレンド的なものについて、

いろいろ教えてもらった。

 

会うたびにそういう話をして、

彼のおすすめをあれこれ見たり読んだりするのだが、

いつもなかなか消化しきれない。

今年こそはと思い、

本はいくつか手配したが、

どこまで読めるか。

 

今日の昼飯を食って帰ったが、

しばらくいっしょにいたので、

なんだかちょっと寂しくなった。

かといって、すっかり大人になった息子に

帰ってきてほしいとは思わない。

子供に戻ってもらっても困るし。

 

ただ、齢を重ねた親というのは、

こういう微妙な気分も味わうのだぁなと、

しみじみした。

というところで今年の正月はお終い。