「花屋のネコの大いなる任務」無料キャンペーン

 

おりべまこと電子書籍最新刊

おとなも楽しい少年少女小説

「花屋のネコの大いなる任務」

本日より6日間無料キャンペーン開催中。

12月23日(月)16:59まで。

 

一人で店を切り盛りする花屋の女主人と、

彼女のために大いなる任務を果たす保護猫の物語。

クリスマスの賢者の贈り物として、

あなたの胸の本棚に1部いかがかニャ?

 

●あらすじ

 

彼女は「お花屋さんになりたい」という

少女時代の夢をかなえた。

今はとある町の小さな花屋の女主人として、

ひとりで店を切り盛りしている。

花に関する豊富な知識、アレンジメントのセンスと技術。

加えて人柄もよく、お店の評判は上々で、

商売はうまいこといっている。

彼女自身も毎日、大好きな花に囲まれて

仕事ができて幸せだ。

 

ところが、明日は母の日という土曜日の朝、

店の外に出て、びっくりした。

そこに置いてあったカーネーションの花が

ネズミに食い荒らされていたのだ。

ショックを受けた彼女は、

今後、二度と店にネズミを寄せつけないよう、

ネコを飼う決心をする。

 

保護猫サイトを探すと、

かわいらしい子猫たちにまじって大人のネコがいた。

人間に保護されるまで1年間、

野良猫として生き延びてきた頼もしそうな奴だ。

しかも彼は、オスの三毛猫というレアものである。

女主人は彼を引き取り、

「ダビ」と名付け、自分に言い聞かせた。

 

「寂しいからじゃない。癒されたいからじゃない。

ネズミよけのためにこのネコを飼うんだ」と。

そして、自分とネコとの関係を明確にするために、

雇用契約を結ぶ。

彼女は仕事の依頼主。

その報酬として彼に食事と寝床を与える。

 

こうして、花屋の女主人と

三毛猫ダビの暮らしが始まった。