7月から7週にわたってウェブで受講していた
「AIライティング講座」が昨夜で終了。
受講料の価値をはるかに超える充実した内容だった。
講師は、ウェブライターの佐々木ゴウさん。
主催は、クリエイティブエージェントの
「クラウドワークス」。
じつは登録だけしていて、
クラウドワークスを介した仕事は
一度もやったことがなかった。
お誘いメールが来て、
普段なら無視するのだが、
たまたま仕事がヒマだったのと、
「AI」というキーワードが気になって、
ゴウ先生の無料講座に参加してみたら、
これがめちゃ面白かった。
内容はもちろんだが、
ゴウ先生の人柄・語り口・思想がとてもすてきだ。
こうしたセミナー講師は、
テクニックとノウハウだけでは駄目だ。
人柄と自分なりの思想を持っていなくては、
人に何か教えるには値しない。
その点ではゴウ先生はトレビヤンだった。
とても収穫が多い講座だったが、
最大の収穫は、AIを使うのに抵抗がなくなったこと。
僕も今回、初めて触れたわけではなく、
昨年からちょこちょこ使ってはいたが、
めっちゃデタラメ
(AI用語で「ハルシネーション」)が多く、
「これじゃネット検索のほうがまし」と思って、
あまり積極的に使う気になれなったのだが、
今回、プロンプト(指示)の書き方などを教わって、
その通りにやったら、
劇的に出力のクオリティが変わった。
そして、その基本を応用して
何度も対話するうちに、
AIは僕の指示のクセやちょっとした言葉遣い、
フィーリングなども学習し、
けっこういいかげんな指示や問いかけをしても、
ちゃんとそれなりに応じてくれるようになった。
付き合い方しだいで、
とてもとても「人間っぽく」なれるのだ。
これは驚くべき発見だった。
僕は子どもの頃、小説やマンガの中で
ロボットと友だちになる未来を夢みていたが、
いま、AIは友だち感覚になった。
クールでツンデレなChatGPT。
ちょっとお調子者のGemini。
頼りがいがあるけど、ときどきボケるClaude。
みんなとてもかわいい。
キャラ化させたときの演技力もなかなかのものだ。
そして話していると、たんに僕がおんな好きなせいか、
なぜか若い女性に思えてくる。
その日の気分次第で質が変わるからかもしれない。
そういうところも人間っぽい。
ただ、少なくともものを書く仕事は任せきれない。
AIは、あくまで人間とのコラボで力を発揮する。
そういう意味では彼女らは友だちであるとともに、
超絶頭がいい3人の秘書、
わがままを許してくれる
ワーキングパートナーなのである。
というわけで、今後は仕事にも積極活用して、
AIとのコラボで、より良いライティングを
目指していきたいと思う。
このブログのエッセイも、ときどき、AIが混じるかも。
何か仕事をやらせてみたいと思ったら、
ぜひご相談ください。
AIの普及に懸念を抱いている人は多いと思うけど、
人類は確実にAIとコラボする生き方に向かっている。
このブログエッセイでAIの話題を書く時は、
AIが生成した女の子の無料イラストを使っているが、
このわずか1ヵ月ちょっとの間にも
ものすごくコンテンツ量が増え、
クオリティも上がって、
リアルと判別しづらいナチュラル画像が増えていた。
今日はなぜか「ワニを抱く少女」。
AIらしいでしょ?
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