義母の回復と阿佐ヶ谷の七夕まつり

 

今日は義母を連れ、

バスに乗って阿佐ヶ谷の七夕祭りに行った。

退院から1カ月。

かなり調子を取り戻し、この暑い割にはよく食うが、

さすがに歩行量は以前の半分以下に落ちている。

 

それでも90近い齢の割にはよく歩く。

年寄りが1週間も入院生活を送ると、

運動不足で歩けなくなるというが、

この人の場合は、2週間の軟禁生活(?)を送っても

大丈夫だった。

 

スポーツもトレーニングもしたことないが、

50年近い間、ほぼ毎日、団地の5階まで

買物の荷物などを持って上り下りしていたので、

自然と足腰が鍛えられ、「健康貯金」になった。

 

しかし、その階段エクササイズも

認知症予防には効果がなかったようだ。

 

阿佐ヶ谷の七夕と

高円寺の阿波踊り、

さらに近所の大宮八幡のお祭りと、

いっしょに暮らし始めた最初の夏は、

杉並のお祭りを堪能させてやろうと、

あちこち連れまわした。

本人は憶えていないが、けっこう楽しんでいた。

だが、翌年からコロナで出られなくなったこともあって、

それも今や懐かしい思い出となってしまった。

 

阿佐ヶ谷の七夕祭りは人出がすごい。

肉体的に、というよりも、神経が耐えられないのだろう。

人ごみを歩くのは苦しそうなので、

ちょっと覗いただけですぐ帰ってきてしまった。

もうお祭りのような賑わいの場は

楽しめないのかもしれない。

 

明日からまた川沿いの散歩道を

鳥や犬を見ながら、休み休み歩く。

 

いっしょに暮らして5年が過ぎ、

カミさんのストレスもたまっているので、

9月からはデイサービスや

ショートステイを少し増やす予定。