小雨の降る中、義母をつれて川沿いを散歩していたら、
小3くらいの子どもたちが4、5人、
自転車やキックスケーターで爆走していく。
雨ふりなんてへのカッパって感じ。
最後に走って来た、
ピカピカ光るキックスケーターの女の子に
「雨なのに平気なの?」と声をかけたら、
振り返って
「あのね、これからカエルを放しにいくんだ」と、
目をキラキラさせながら言う。
彼女らの行先には池がある。
捕まえたのか、それとも
飼ってたオタマジャクシが成長したのか、
わからないが、どうやらその池に
カエルを解き放ってあげるらしい。
いろいろ訊きたいことはあったが、
彼女はひとことだけ言い残すと、
ワクワクした気持ちが抑えらえないらしく、
またキックスケーターをかっ飛ばして
風のように去って行った。
なんだか春の雨が心地よく感じられる。
いいぞいいぞ、
カエルもきみたちも解き放たれて
自由に飛び跳ねてケロ。
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