9月15日はロージンの日?

明日9月15日は「老人の日」。

え、敬老の日じゃないの?

いえ、それは祝日法改正によって2003年(平成15年)から9月第3月曜日に変更された。

今年は来週月曜18日が「敬老の日」になる。単に3連休としか認識していない人も多いけど。

敬老の日は長寿を祝い、お年寄りを敬う日だけど、祝日から転落した「老人の日」は記念日として残されたのはいいけど、どんな役割を果たすのか?

 

超高齢社会の進展、100年ライフの浸透で、

老人の概念はこの20年の間にずいぶん変わった。

そもそも「老人」という言葉をあまり聞かなくなった。

今、高齢の人に「あなたは老人ですね」

なんて言ったらぶん殴られるかもしれない。

 

でも逆にじいさん・ばあさんが自分から

「おれはロージンだぜ」

「あたしゃロージンだよ」

なんて啖呵を切ったらカッコいいかもしれない。

 

この本のタイトルは、

かつて「さいたまゴールドシアター」という

高齢者劇団を率いた演出家・蜷川幸雄さんのセリフ。

 

ライフシフトの時代、

客観的年齢と主観的年齢は一致しない。

ロージンが舞台に立ち、スポットライトを浴びるのは

もう特別なことではなくなりつつある。