「エンディング産業展2023」の取材

 

29日から3日間、東京ビッグサイトで

「エンディング産業展2023」の取材をした。

 

インパクティブだったのは、有限会社統美のブース。

納棺師が使う保存用品・メイク用品などを開発・販売。

「人は死んだら(遺体は)どうなるか」を

ユニークなイラストで表現し、来場者に伝えている。

 

本来、葬儀・供養業者向けのビジネスイベントだが、

半分は、介護・看護・終活・空き家・遺品・相続など、

ソーシャル系問題のソリューション提案。

超高齢化社会、多死社会が進み、

人は嫌でも向き合わなくてはならない時代になった。

 

日本のエンディング産業は、世界でも注目されており、

今回の展示会には中国・台湾・韓国などから

視察隊が大勢来ていた。

 

ちなみに中国では近年、2008年の映画

「おくりびと」がリバイバルヒットしており、

「納棺の儀」などにも興味が集まっている。

 

日本だけでなく、多くの豊かな国が

老いと死の問題に直面しつつある。