桃太郎のモモと鬼流サマーライフ

 

岡山県でAI開発をやっているビアンフェ.の岡野さんから

今年もモモが送られてきた。

ちょっとまだ固いようなので、

両親と義父にお供えして追熟。

連日の猛暑でバナナもアボカドも

ちょっと青っぽいのを買ってきてもすぐに熟すので、

明日あたりには柔らかくなっていただけるだろう。

 

岡山は桃太郎の故郷なので、モモは名産。

桃太郎と言えば鬼。

「鬼滅の刃」の鬼は、ヨーロッパの吸血鬼と同じく、

太陽の光を浴びると、存在が崩壊してしまうが、

この夏はまさしく鬼を見習って、

太陽が照りつける日中は外出しないほうがいいようだ。

 

コロナ禍があけて、街も海も山も大賑わいのようだが、

仕事の時以外、とても出かける気にならない。

基本的に毎日家の中で仕事して、

夕方、日光の勢いが弱くなり、

ちょっと気温が下がったのを見計らって

義母を連れて川沿いを散歩する———

ほとんどコロナ時と変わらない生活を続けている。

 

それにしても連日の猛暑は気温35℃を軽くクリアし、

37℃、38℃にもあまり驚かなくなり、

そのうち40℃くらいが標準になりそうな気配も漂っている。

 

テレビでは「クーラーを夜通しつけっぱなしにして

寝てください」なんて、

ひと昔前には非常識だったことが常識になってしまい、

日本の夏は(世界の夏も)

これからどうなってしまうんだろうと、

ちょっと不安を抱かざるを得ない。

 

それに加えて物価高騰のダブルパンチ。

食べ物もずいぶん値上がりしているが、

へたに節約して栄養不良になったら

免疫力が落っこちて、コロナなどにやられかねない。

べつにごちそうは要らないが、

毎日ちゃんとしたものを食べて

バテないようにしたい。

 

というわけで、おいしいモモで

夏を乗り切る体力を養います。

ありがとう。