話題のオープンAI「ChatGPT」を使ってみた。
今日はバレンタインデーなので、その話題について。
ぼく:バレンタインデーの由来を教えて。
AI:バレンタインデーの起源はキリスト教の宗教的な祭りにまで対処しますが、現代における恋人同士の祝い方は、14世紀の中世ヨーロッパまでさかのぼります。 その後、19世紀には、バレンタインデーのカード交換が広大、20世紀には、商業的な祝日として世界中で広く認知されるようになりました。
ぼく:なんで日本ではチョコレートを贈るの?
AI:日本でバレンタインデーにチョコレートを贈る習慣は、1950年代に菓子メーカーが広告展開を行ったことが始まりとされています。同士での贈り物や、逆に男性が女性にお返しを贈る「ホワイトデー」も生まれ、現在では様々な形で祝われています。
ぼく:イギリスでは新聞などに男性から女性へのメッセージが載っていますね?
AI:はい、イギリスではバレンタインデーになると、新聞や雑誌などに「バレンタインメッセージ」と呼ばれる、男性から女性へのメッセージが掲載されることがあります。また、最近では、インターネットやソーシャルメディアでも同様のサービスが提供されていることもあります。
ここまではウィキ風の一般常識と僕自身が知っていること。
文章も一部を除いてちゃんとしていて、
まあ合格点だが、問題はこのあと。
ぼく:他の国ではバレンタインデーにどんなことをするの?
AI:世界各国でバレンタインデーは祝われていますが、
祝い方は国や地域によって異なります。
例えば、以下にいくつかの例を挙げます。
フランス:「愛の鍵」と呼ばれる鍵を贈り合う習慣があります。
韓国:2月14日に女性が男性にチョコレートを贈る「チョコレートデー」、そして、3月14日に男性が女性にお返しをする「ホワイトデー」があります。
メキシコ:バレンタインデーには、「ダイアの日」と呼ばれる習慣があり、恋人同士がお互いにダイヤモンドを贈り合います。
南アフリカ:バレンタインデーは、人々がカードや贈り物を交換するだけでなく、恋人同士がそのまま木の枝を剪定し、その枝に装飾品を飾り付ける「ラブロックス」と呼ばれる習慣があります。
他にも、世界中に様々な独自のバレンタインデーの習慣があります。
愛の鍵?
ダイヤモンドを贈り合う?
木の枝を剪定し、その枝に装飾品を飾り付ける?
一瞬信じてしまいそうになったが、
何かおかしいと思って調べてみたら、
このへんは全部間違っている。
いちいち説明すると長くなるのでしないが、
パリの「愛の南京鍵」で橋が崩壊した事件は
バレンタインデーとは関係ないし、
メキシコでダイヤを贈り合うなんて、
よほどの金持ちじゃなきゃできるわけない。
ぼく:どうもありがとう。あなたのことをブログやSNSで紹介しておきますよ。
AI:どうもありがとうございます。 お力になって嬉しいです。 何か他にも質問やお困りごとがあればいつでも聞いてください。
お礼にはちゃんとお行儀よく返してくれるので、
いいやつ風だけど、妙に自信たっぷりなところが怖い。
続いて、先日書いたイヌに関する会話。
ぼく:いま、日本ではどんなイヌがたくさん飼われていますか?
AI:日本で最も一般的に飼われている犬種は、トイプードル、シーズー、チワワ、ダックスフンド、柴犬などです。ただし、最近はミックス犬や外国産の犬種も人気があります。
ぼく:ジャックラッセルテリアの人気はどうですか?
AI:ジャックラッセルテリアは、日本でも一定の人気がありますが、一般的には比較的少数派の犬種の一つです。また、ジャックラッセルテリアをモデルにしたキャラクターなども人気があるため、それが犬種自体にも影響しているかもしれません。
ぼく:ダックスフンドは以前より人気が下がったみたいだけど、なぜ?
AI:確かに、日本では過去に比べてダックスファンドの人気は明らかになっています。その理由としては、以下のようなものが挙げられます。
・年齢層の変化:ダックスフンドは、昔は高齢者を中心に語られていましたが、今では若い世代にはあまり必要がないという飼う傾向があります。
・健康問題:ダックスフンドは、背が長く足が短い体型のため脊椎疾患にかかりやすい傾向があります。このことが、飼い主たちの健康面や医療費の問題につながっているとも言われています。
・環境変化:都市部では、小型犬よりも中・大型犬が飼いやすいという環境変化があったことも、ダックスファンドの人気低下につながっているかもしれません。
ただし、全国的に見れば、まだまだダックスフンドは人気のある犬種の一つです。
こちらも一見もっともらしいことは言っている。
ダックスフンドの健康問題については正しいと思うが、
都市部では、小型犬よりも中・大型犬が飼いやすいって・・
そんなことはないだろ。
ついでにもう一題、僕の電子書籍の名を出して、これの作者は?と聞いてみたところ、筒井康隆とか森見登美彦だと答えた(笑)。マイナーな情報については0点だ。
本日のところの結論。
回答は確かに速く、ほどほどにまとまった文章で出てくるが、中身の精度は???
・・ってか、かなりめちゃくちゃ。
なのでいちいち確認する必要があるので、
結局、自分で調べるのと変わらない。
聞いてみたらすぐに回答が出てくるのと、
自信たっぷり、私は常に正しい情報を提供します、
みたいな口ぶりなので、
うっかり信じてしまう人も多いだろう。
しかしそのまま文章をコピペして、ホイホイ仕事に使ったり、ネットに上げたら大恥かくし、
トンデモ情報が氾濫して大迷惑になるので、
ちゃんと自分の目と耳で調べましょう。
というわけで、お遊びにはいいが、
仕事や勉強をお任せするにはまだまだの「ChatGPT」。
でもたぶん、聞き方が問題なのだと思う。
上手く育てて、上手く使いこなせるようになれば
けっこう使いでがあるのではないかと感じた。
いよいよAIの時代。ともに成長しよう。
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