ロックの邦題マジック、西城秀樹メモリアル、
ビートルズとジョン・レノン伝説、
そして、ロック・ポップカルチャーと人権問題の関係など、数々のテーマと格闘。
半世紀の間、多くのアーティストからもらった
刺激・メッセージを執筆活動の糧にしてきた著者が、
頭の中に渦巻く妄想とともに綴った
面白音楽エッセイ集です。
ロック・ポップカルチャーが開花した1960年代・70年代。
僕たちの世界はどのように作られているのか?
僕たちの社会で何が問題になっているのか?
僕たちは何を大事にして生きていけばいいのか?
人を愛することなのか、夢を抱くことなのか、
異郷を冒険することなのか、現実を見つめることなのか?
「あの頃に帰りたい」とつぶやくオールドな人たちも、
むかしのロックやポップのことを
もっと知りたいというヤングな人たちも、
いっしょに聴いて、歌って、踊って、
妄想しながら考えよう。
もくじ
●神さまのカケラを拾い集めて生きる僕たちの妄想力
●45周年ユーミン、40周年サザン&YMOの衝撃
●七月の朝とユーライア・ヒープと西城秀樹
●エピタフとキング・クリムゾンと西城秀樹
●西城秀樹さん ラストステージの記憶
●「THE ALTERNATE LET IT BE…Naked」:ビートルズの終わらない物語
●ビートルズのセッション音源からジョン・レノンの伝説について考察する
●天国への階段 アウトテイク
●ロックの名盤「対自核」の邦題マジック
●ロックの邦題マジック「ハートに火をつけて」/ドアーズ
●欲望がかなう街「マホガニー市」のアラバマソング
●義母が歌う自分への子守歌とザ・ピーナッツの「村祭り」
●「サルビアの花」を聴いた
●ストーブとライター代わりの電熱器
●ルカ Lukaと子どもの虐待
●アメリカの物語を体現するロックスターは大統領選に勝つのか?
●独断と偏見のマイ・クリスマスソング・ベスト5
●音楽から生まれる妄想力とライティング
●ガーナのお葬式は、泣き女、棺桶ダンス、ポップアート棺桶
●メモリアルギター 燃えるギター愛
●日本の夏 幻想漬けのサウンドスケープ
●芸術的才能と人間性
●さらばチャーリー・ワッツ、ブラウンシュガー、そしてローリング・ストーンズ
●世界最高峰の音楽と文学と侵略戦争
●親子で卒業ソング
●銀狼・佐野元春「銀の月」
●「ラブ&ピース」の歌は無力ではない
●死ぬまで戦争体験はしたくないけれど
●メタバースで永遠に生きる
●欲望いう名の電車に乗ったロンリーハーツ・クラブバンド
●フリッパトロニクス 幻の起動音
全31篇収録
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