1973年リリース。
本日、鉄道開通150年。
「鉄道の日」にこじつけてロコモーション。
前々回のキャロル・キングの時、
このスタンダードナンバーは
キングの作曲だと初めて知ったので、
あっちこっち聴いてみた。
1962年のリトル・エヴァという、
アメリカの黒人女性歌手が歌ったのがオリジナルだが、
さすが名曲だけあって、古今東西、
数多の歌手がカバーしている。
僕が初めてロコーモションを聴いたのは、
わが日本のゴールデン・ハーフの歌で、だった。
キュートでセクシー。
いま聴いても楽しくて可愛くて
いちばんロコモコしてると思う。
ゴールデン・ハーフは1970年代前半に活躍した
全員ハーフの女性グループ。
最初は5人組(この頃は知らない)で、
次に4人組(たぶんこの頃が最盛期)、
最後に3人組になった。
明るいお色気をふりまき、露出度も高く、
ビキニの水着で歌っていたのが印象的。
当時はまだ小学生だったが、
鼻の下を伸ばしてテレビを見ていた。
バラエティもこなし、
たしかドリフターズの番組でも活躍していたと思う。
この頃はアイドルと言えば「清純派」が
持て囃されていた時代(今もそう?)なので、
そちらが最高級品とされており、
お色気とお笑いがウリのゴールデン・ハーフは、
B級アイドルの位置づけだった。
でも今見ると、当時の他の清純派アイドルたちが
到底かなわないほどダンスにキレがあって、
歌もうまい。
そして、さすがハーフというべきか、
スタイル抜群で英語もキレてる。
思えば、この「ロコモーション」をはじめ、
「黄色いサクランボ「バナナボート」
「太陽の彼方」「2万4千回のキッス」など、
このあたりのスタンダードは、
みんなゴールデン・ハーフで初めて聴いた。
当時の子どもにとっての洋楽ポピュラー入門編。
彼女らの貴重映像に巡り合い、
またもや鼻の下を伸ばしている。
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