先週に引き続き、世界的に大ヒットした
映画「サタデーナイトフィーバー」の挿入歌。
1978年リリース、全米シングルチャートで1位を記録した。
僕にとっては「恋のナイトフィーバー」や
「スティン・アライブ」よりも、
この曲が最もあの時代の空気をまとっているように思える。
歌手のイヴォンヌ・エリマンは、
ハワイ生まれの日系アメリカ人。
1971年にロックミュージカル
『ジーザス・クライスト・スーパースター』
さらに1973年の同作の映画でも
マグダラのマリア役を演じて人気を得た女優でもある。
若い頃はこもように日本人っぽい顔をしていたが、
その後は貫禄がついてポリネシアンらしくなった。
大好きなこの曲、惜しいと思うのは
もっと気の利いた邦題が付けられなかったのかということ。
「アイ・キャント・ハヴ・ユー」では
味もないし、平凡でインパクトに欠ける。
「サタデーナイトフィーバー」には
「愛はきらめきの中に」なんて
素晴らしい邦題もあったのに。
(原題:How Deep is your Love)
こちらの原題は「あなたがいないと」という意味なので、
いくらでも考えられそうなものだが、
なんで日本のレコード会社は、
頭の「If」を取るだけという中途半端な手抜きをしたのか、
いまだに謎である。
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エッセイ集:子ども②
「赤ちゃんはなぜかわいいのだ?」
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無力な状態で生きなくていけないため、親に「守ってあげなきゃ」と思わせる。
だから赤ちゃんはかわいいのだ――というのが今では定説。
でも、そうした戦略だけではないのではないか?あのかわいさには、もっともっと人間の心の根源にひびく秘密がありそうだ。そう考えて男の目線から赤ちゃんについて考察した表題作。ほか、子どもをテーマにした面白エッセイ35編を収録。
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