週末の懐メロ97:恋のナイトフィーバー/ビー・ジーズ

 

夏の終わりはディスコでフィーバー!

って、どんだけ昔の話なんだ?と思ったら、

1977年12月のリリースだった。

 

ジョン・トラボルタ主演映画

「サタデーナイト・フィーバー」の主題歌。

日本ではアメリカに遅れること半年、

1978年7月の公開。

 

そうだった、そうだった。

東京に出てきた年の夏休み、

学校の友だちやバイト仲間と、

新宿、池袋、赤坂、六本木など渡り歩き、

アホみたいにフィーバーしてた。

いっしょに踊ってた一人一人の顔が目に浮かぶ。

 

この頃から10年くらいは

ディスコの黄金時代だった。

口にするのは恥ずかしいけど「青春のディスコ」だね。

 

この映画、トラボルタは普段はペンキ屋のあんちゃんで、

週末だけディスコ輝いている、という設定。

そして出逢った女性と恋に落ち、

ダンス大会に出場するというストーリーだったが、

メッセージとしては

「ディスコみたいなところばっか行ってたら、

ロクな大人にならないぞ」みたいなことだったと思う。

それに相反するように、

以後、世界中でディスコ文化が出来上がり、

僕らの世代は一生引きづっている。

 

かつてのディスコブームは、はるか夢の彼方だが、

ビー・ジーズのこの曲は、

いま、普通に聴いていてもすごく良い曲だ。

踊らなくてもいいから、ずっとずっと聴いていよう。