「安倍元総理、日本にはまだあなたの力が必要です。
あちらへ行かれても、今しばらく日本国民のために
お力をお貸しください!」
安倍元総理の巨大な遺影に向かって
岸田総理が力の限り叫ぶ。
秋に予定されている国葬の1シーンを
ちょっと先取りしてみた。
セリフは僕が勝手に書いている。
どうせやるなら、注目する国内外の人々の心に響く
国葬にしてほしい。
ちゃんとした脚本家や演出家は用意されるのだろうか?
今朝見たネットニュースで
安倍元総理の国葬 「反対」45%で「賛成」42%を上回る
とあった。
JNN(ジャパンニューズネットワーク)の
世論調査に基づく数字だ。
これは何とかしないといかんということで
お盆あけあたりから自民党が
国葬キャンペーンを始めるかもしれない。
これは冗談ではなく、ちゃんとやった方がいいと思う。
「私たちが国葬をやりますと言ったら、
国民はみんな大人しく黙ってついてくるよ」
という岸田総理以下、
自民党の政治家たちのおごった心の声は聞こえないか?
なんといってもハンパない国費を使うのだから、
国葬をやるのはこんな理由・メリットがあることを
説明すべきだし、国民側も求めるべきだ。
僕は国葬をやるのは悪くないと思っている。
会社のトップが亡くなった場合、
社員・関係者・取引先などを集めて
社葬を行うのはビジネス上、多くのメリットがある。
その場で新代表のお披露目ができる。
今どきはネットやメディアなどを使って
いくらでもお知らせはできるが、
やはり直接、生の顔・生の声に触れられるのは違う。
取引先もとりあえずは安心して関係を継続できるし、
対面で新トップ・幹部が情報交換し、
今後の計画を話し合うきっかけづくりもできる。
そんな将来的な無形の利益を考えると、
社葬にはコストを掛けるだけの価値はあるのだ。
国葬もそれと同じである。
国葬という大義名分があれば、
外交のまたとないチャンスになる。
外国の要人を大勢呼んで直接言葉を交わせるし、
その場で国際問題について話し合うことはないにしても、
各国との関係を調整し、今後の日本国のビジョンを示すには
絶好の機会になるのではないかと思う。
安倍元総理が「民主主義を体現」した人だとは思わないし、
いろいろ問題をうやむやにしたままだったことも
気持ち悪いが、
彼が人当たりがよく、社交性に富んでおり、
国内外のいろいろなところに顔が利くという、
政治家として最も必要な資質を持っていたことは確か。
そうしたところは評価して、
死後もまだ働いてもらえるのではないかと思っている。
だから岸田総理と自民党は
安倍元総理の能力と功績、
日本と国際社会においてこんな貢献をしたのだ~
ということをきちんと説明し、
国葬をやるメリットについて、
これは日本の未来へ向けた投資なんですと、
国民に堂々とプレゼンすればいいのだ。
安倍元総理にはまだ利用価値がある。
安倍元総理には死んだ後も働いてもらう。
あちらの国に行っても、
われら日本国の利益のために、国民にご奉仕いだだく。
ぶっちゃけそう言っていいのではないか。
べつに失礼ではない。
むしろ政治家であれば名誉なことではないか。
惨劇による死だったので、衝撃度が強く、
感情論が先に立つのもわかる。
しかし、家族でもなく友人でもない大多数の国民は、
感情や、人間的にどーのこーのなんて、
妙ちきりんなモラルでものを言っても仕方がない。
国葬をやる・やらないは、
感情論でなく、国としての勘定論で考えた方が良い。
もちろん、本当に良い投資になるのかどうかは
後になってみないとわからないけど。
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