1967年リリース。
誰もがおなじみ、
ポール・モーリア楽団のインストゥルメンタルで有名。
僕はてっきりポール・モーリアの曲だと思っていたのだが、
じつはカバー曲。
オリジナルはアンドレ・ポップという、
映画音楽を手掛けていたフランスの作曲家が作った歌。
発表されるや、あっという間に大人気となり、
1960年代から70年代にかけて、
めっちゃ大勢の歌手が競うようにこの曲を歌っている。
日本では森山良子、由紀さおり、あべ静江など。
(僕はつい最近まで、
この曲にちゃんと歌詞があることすら知らなかった)
そして最初に歌ったのは、
このヴィッキー・レアンドロスで、
この人のことも初めて知った。
ギリシャ出身でフランス語、英語、ドイツ語などの
マルチリンガル。
まだティーンエイジャーだった1967年、
ウィーンで開催された
「ユーロビジョン・ソング・コンテスト」で、
ルクセンブルク代表として出場しフランス語で歌った。
もともとアップテンポの曲で、
このコンテストではメダルを逃す4位だったが、
その後、僕たちがよく知る
メロディアスな曲にアレンジされた
英語バージョンが登場し、
のちのロングセラーヒットに繋がった。
このビデオはドイツ語バージョンで、
美しいエーゲ海と故郷ギリシャの島をバックに
ヴィッキー・レアンドロスが
海風に髪をなびかせて歌っている姿が夏にぴったり。
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