世田谷区の千歳烏山に近い烏山寺町でお寺の取材。
この地域には大正末期の関東大震災のとき、
浅草や築地あたりで被災した26ヵ寺が
こぞって引っ越してきて集まっている。
東京西部でこれだけのお寺が集まっているところは、
ここだけ。
寺町ができる前はもちろん一面の農地で、
このあたりから1キロほど先の千歳烏山駅まで
ズドーンと見渡せたそうだ。
訪れたのはその中の一つ、
首都高速からすぐのところにある乗満寺。
このお寺の境内には20歳になるネコがいて、
めっちゃ人なつっこい。
スマホを向けたら嬉しがってニャーニャー寄ってくる。
近すぎてちゃんと撮れないだけどにゃあ。
奥さん(坊守さん)がネコ好きらしく、
この長老ネコの「みいちゃん♂」を筆頭に
5匹のネコが暮らしており、
時々、というか、けっこう頻繁に
ノラネコも何匹か遊びに来て、
勝手にめしを分捕っていくらしい。
月に1回「ねこ茶房」をやっていて、
住職の話とセットでお寺のネコと遊べる日を設けている。
普段の日でも、運が良ければ
境内でウロウロしているみいちゃんに出逢えるかもニャー。
動物をめぐる面白エッセイ集
神ってるナマケモノ
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