エンディングライターとしての仕事で、
昨日・今日とパシフィコ横浜で開かれた
「フューネラル・ビジネスフェア」を取材した。
葬儀・供養・終活。
エンディングに関わるビジネスの領域は年々広がっている。
統計によれば現在、年間140万人が死亡する。
ピークは2040年で、死亡者は167万人に上る予測。
あと18年だが、自分もこのあたりか?
少子高齢化社会の先には
「死亡者激増・労働人口激減社会」が待っている。
2065年には、日本の労働人口は現在の6割程度になるという。
こうした社会の到来に備えて政府では、
いろいろなデジタルデータを集めて、
人生を一気通貫する、
いわゆる「ゆりかごから墓場まで」の
支援プランを構築中とのこと。
よく言えば手厚いサポート。
悪く言えば強固な管理体制。
あまり愉快な話題ではないが、
これもまた「持続可能な社会」の
必然的要素なのだろう。
僕たちは短期的には個を主張するが、
長い目で見れば、やはり広大な社会の、
長大な人類史の一細胞として生きている。
エッセイ集:エンディング①
世界のENding Watch
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世界の伝統的な葬儀・供養の風習、
現代の終活・エンディング事情を知る
エッセイ集。
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