週末の懐メロ76:そよ風の誘惑/オリビア・ニュートン・ジョン

 

1975年リリース。

優れた歌唱、楽曲の素晴らしさ、そして邦題マジックと

3拍子揃った大ヒット曲。

僕はちょうど高校生になった頃で、

ラジオで聴いてドハマリしてレコードも買った。

 

オリビア・ニュートン・ジョンは当時、金髪美人の代名詞。

こんな美人にこんな声で歌われたら、みんなメロメロだ。

 

歌詞の中には「そよ風」も「誘惑」も出てこず、

辛うじて「Mellow」が

その言葉のニュアンスに引っかかるか?

 

けれども彼女の清楚でキュートなイメージ、

そして曲調から生まれた「そよ風の誘惑」という邦題は、

数ある洋楽曲の中でも指折りの名作だと思う。

50年経っても色あせず、

日本のリスナーがこの曲を覚えているのは

邦題の力も影響しているはず。

 

この頃から30年以上たったライブでもこの曲を聴いた。

齢が行き、さすがに高音はちょっと苦しそうだが、

その分、歌に深みが加わっていて、すごくよかった。

 

永遠の歌姫オリビア・ニュートン・ジョン

そういえば「オリビアを聴きながら」

という歌があったことも思い出した。

 

 

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