コロナのおかげで桜が美しい

 

善福寺川公園の桜は大半が満開になった。

今年もコロナの影響で、

都内の公園は飲食禁止のお触れが出ているが、

みんな守っているとは言い難い。

 

ただ、ずいぶん控えめに楽しんでいると感じる。

これなら桜の美しさも損なわれない。

以前はカラオケの騒音やバーベキューの煙などがひどかった。

 

都心の公園では、新入社員の最初の仕事は、

花見の陣取りだった。

今でもまだやっているのだろうか?

それとも「懐かしの昭和の風景」になったのだろうか?

 

カラオケも、バーベキューも、陣取りも

なくなってみると、なんと清々しいことか。

申しわけないが、

コロナも悪いことばかりではないなと思う。

 

コロナが終息しても、

騒々しくてゴミで汚くなって、

桜の美しさが台無しになってしまう

あの花見の悪しき習慣はこのまま消滅してほしいと願う。

 

それにしてもロシア・ウクライナ戦争が始まって以来、

すっかり影が薄くなったコロナ。

まだ東京では7千人以上の感染者が出ているそうだが、

もうこれでフェードアウトしていくのだろうか?

 

専門家の先生たちが繰り返し

「油断は禁物です」と言っていたが、

いったいどうなってしまったのか?

気温が上がったら、そろそろマスクももういらないかな、

3回目のワクチン接種もやらなくていいかなと、

感染対策へのモチベーションが下がり出した今日この頃。