週末の懐メロ74:タイム・アフター・タイム/シンディ・ローパー

 

1984年の大ヒット曲。

最初にブレイクした「ハイスクールはダンステリア」

(本人の抗議によって後に原題通りの

「ガールズ・ジャスト・ワナ・ハヴ・ファン」に変更)の

印象が強烈だったせいか、

僕の中でシンディ・ローパーはずっと

ネアカのおもろい青春ねーちゃんというイメージだった。

 

それがいつの間にか、ずいぶんおとなになっていた。

てか、僕よりだいぶ年上なので、

こんな言い方は失礼だけど。

 

「タイム・アフター・タイム」は

優しいメロディといかにも80年代っぽいリズムの絡みが

とても心地よい曲だった。

 

もちろん、オリジナルは素晴らしいのだが、

この女3人で弦を奏でるストリングスバージョンは、

まるで曲自体が子どもからおとなに、

ガールからレディになったかのように聴こえてくる。

 

時を重ねて磨き上げられ、

深い美しさ、神聖さが味わえる究極のアレンジ。

 

齢を取ってますます輝きを放つ

シンディ・ローパーの才能に敬服する。