「今日こんなもの食べたよ」
とネットで発信する人はいっぱいいるのに、
「今日(おしりから)こんなもの出したよ」
と発信する人はあまりいない。
当たり前か。
でも「今日こんなトイレに入ったよ」ならいいだろう。
取材で永田町に行ったのだが、
東京メトロ永田町駅のトイレが
すごくきれいなのに感動した。
単純に新しいからだと思うが、
駅でこんなきれいなトイレに入ったのは初めてだ。
思わず清掃員の女性の方に「感動したっ!」
と言ってしまった。
最近、コロナで都内でもあまり出ていなかったのだが、
もしや東京メトロは全駅でトイレを
新設しているのだろうか?
それともこれは国政のお膝元の
永田町ならではの特別待遇なのだろうか?
いずれにしてもトイレがきれいなのはいいことだ。
おかげで仕事に対するテンションも上がった。
かつて昭和時代は鉄道駅のトイレと言えば、
くさい・汚い・危険の3Kトイレの代表格だった。
マンガ「おそ松くん」で
俳句を作る競争のエピソードがあって、
おそ松くんが「おトイレや 紙がないので 手でふいた」
という句を読んでいたが、笑いごとではない。
平成しか知らない若者には信じがたい話かもしれないが、
昭和の駅のトイレには紙がないのが普通だったのである。
出先でもよおして駅のトイレに飛び込んだら、
オーナイゴッド! ああ、カミさま~というわけ。
(表に自販機があって売ってたりもしていたが、
小銭がなければやっぱりアウトである)
これはとてつもない恐怖で、
いまだにトラウマとして抱えている人もいる。
平成になり、あの「カミさまのいない恐怖」
というストレスから解放され、
安心して駅のトイレに入れるだけでもありがたかった。
それはが令和になって、
東京メトロ永田町駅のように
美しいトイレに巡り会えるとは・・・。
カミ様に感謝しよう。
今日はウンの良い日だった。
コメントをお書きください