株式会社鎌倉新書の葬儀供養業界の業界誌・月刊仏事の
ライターとして毎月、記事を書いている。
ニュース欄も担当しているので、毎月、月末になると
プレスリリースを見てネタを探すのだが、
今朝アップされていたリリースが興味深かった。
ロンドンブーツ1号・2号の田村淳さんが
一昨年設立した会社「itakoto(イタコト)」が
「私の心のこり展」という展示会を開いたという
ニュースである。
この展示会は先週の週末、
10月23・24日に東京の渋谷にある
「渋谷シブテナスペース」
というところで開かれたもので、
イベント告知ではなく、事後情報である。
時節柄、大勢押し寄せて密にならないようにと
配慮をしたのか、
あまり大きな告知はしていなかったようだ。
にもかかわらず、500人ほどの人が来場したらしい。
展示会のコンセプトは
「心のこりに覆われる日」。
「この世から、心のこりをなくしたい」を理念とする
itakotoが、
人々に心のこりが生まれないよう意識してほしいと
企画した展示会で、
田村さんも初日にはあいさつに来たらしい。
このitakotoという会社は、
遺書動画サービスを事業としており
田村さんが一昨年設立したという。
展示会の内容や会社の概要はリンクを見てほしいが、
記事を読んで、改めて“いま”という時代を考えさせられた。
ひとりひとりが死生観をしっかり持っていないと、
この先は人生に美しさも面白さを見出せなくなると思う。
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もくじ
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・ラストドライブ最後の旅(ドイツ)
・メモリアルベンチ(イギリス)
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・葬式ストリップショーに禁止令(中国)
・地球環境にやさしいキノコの死装束(アメリカ)
ほか全23篇
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