株式会社鎌倉新書発行の葬儀・供養の業界誌「月刊仏事」で
2018年6月号から2021年2月号まで、2年半にわたって
24回連載した(飛んだ月もあるので)
「世界のEnding Watch」をまとめて本にした。
会社にOKもらったので、
いつものペンネーム・おりべまこと名義で
今週末,Amazon Kindleにて発売予定。
連載を始める頃、ちょうどディズニー/ピクサーの映画
「リメンバー・ミー」がヒットしていた。
この映画の題材は、ハロウィンの原型と言われている
メキシコの「死者の日」を題材にしたもの。
この「死者の日」の話を第1回にして、
各国の巣式や供養・お墓・先祖供養などの
伝統的な風習を面白く紹介するというコンセプトの企画だった。
しかし、じつはそういうのは他に本も出てるし、
葬儀社などのサイトでもやっている。
なので、できるだけ現代の各国の
エンディング事情をたくさん盛り込んだ。
死は人生最大のライフイベントである。
にも関わらず、というか当たり前だけど、
自分は死んでしまうので、葬式もお墓もその後の供養も。
自分の力ではどうにもならない。
昔はよほどの特権階級の人でない限り、
あの世へ行くときは、
“神や仏に身をゆだねる”しかなかった。
ところが現代人はどこの国の人も
自我が強くなってて、
それでは満足・納得できない。
そのジレンマにドラマがある。
哀しいこと・深刻なことでありながらも
けっこう笑える。
そして、人間という生き物が愛おしくなる。
自分で言うのもなんだけど、
こうやって集めてみると、すごく面白いのだ。
あなたも一度、日本の常識から離れて、
この本で世界のエンディングを旅してみてください。
もう数日待っててね。
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