5月の半ばに生まれた子ガモは、
お父さん(かな?)も子育てに協力してくれたことで
8きょうだいが無事に中高生レベルまで育ち、
うるさいほど元気に泳ぎまくっている。
やっぱり2羽で守っていると、
かなり敵から襲われるリスクを回避できるようだ。
大きくなったので、親父はどっかに行っちゃったみたいだが。
まぁここまで育てばもう親父いなくて大丈夫だろう。
と思ってたら、水上でバタバタ大騒ぎ。
何やっているんだろう? と思って観察すると、
なんと飛び立つ練習をしているのだ。
飛行機と同じで水上を羽ばたきながら滑走し、
飛び上がろうとするが、まだうまくいかない。
思わず、がんばれ! と応援したくなる。
この間、目撃した愛の営みが結晶したのか、
いつの間にか新しい赤ちゃんも5匹登場。
こっちはシングルマザーのようだから
敵から守り切れるのか、ちょっと心配だ。
頭上にはカラスがカーカー飛び回っているし。
その川の向こう岸のスギ林では、
すごい甲高い鳴き声が響き渡る。
これはオオタカの子どもだ。
姿は見えないが、すごいすごい。
オオタカは善福寺川沿いのアイドルなんで、
きょうはカメラマンが押しかけ、
かなりエキサイト気味。
だけど、赤ちゃんガモは
このオオタカの子たちのごはんになるのだろうか?
けれども気をを付けるべきはやっぱりカラスだ。
カラスもいつの間にか子育て完了したのか、
やたらと増えている。
さらに子ガモの天敵・ヘビーなアオダイショウも
低木の上にニョロリ。
おとなのアオダイショウはその名の通り、
青緑色だが、こいつはほぼグレー。
体もまだ小さくてシマヘビ並なので、
アオダイ少年だと思われる。
きょうはアオサギ君までご訪問。
魚を取る瞬間は撮れなかった。
ワイルドに夏本番。
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