「ララは愛の言葉」はフィラデルフィアソウル最高の一曲。
オリジナルは1968年のデルフォニクス。
以来、70年代・80年代・90年代と、
ジャズ系・ソウル系ポップスのシンガーたちが
こぞって歌いたがる超人気曲となり、
ジャクソン5時代のマイケル・ジャクソンや
プリンスなどもカヴァーしている。
僕が初めて聴いたのは阿川泰子の
ちょっと夜っぽくて艶っぽいヴァージョン。
日本人では山下達郎が圧倒的な人気だ。
山下達郎ヴァージョンはカッコいいし、
プリンスのちょっと変態チックな歌い方も好きだけど、
やっぱりこの歌は女性の声で聴きたいなということで、
1994年リリースのスウィング・アウト・シスターを選択。
この頃、よくJ-WAVEを聴いていたが、
ほとんど局のテーマソングみたいに1日何回も流れていた。
爽やかで華やかな、このバンド独特のサウンド、
親しみやすく覚えやすく、それでいて味わい深いメロディは、
コリーン・ドリュリーが歌うと、
ますます愛らしく聴こえる。
いつ聴いても耳に心地よくて、
今日も思わず「ララララ・・・」と口ずさんでいる。
「メモリアルギター」というものにハートを射られた。
これは大阪で195年の歴史を持つという超老舗楽器店「三木楽器」が
開発した「燃えるギター」である。
いわゆるビートルズ世代も70 代に入り、エンディングについて考えるようになっている。
「三木楽器」はそんな世代の、楽器や音楽を愛した人たちへのお見送りオブジェとしてこの「燃えるギター」をプロデュースした。
どうせあの世に行くなら、大好きな音楽・愛する楽器とともに――とお考えの皆さんは、ぜひ三木楽器のサイトを覗いてみてください。
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ポップミュージックをこよなく愛した
僕らの時代の妄想力
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