公園の花壇に赤いサルビアが咲いているのを見て、
「サルビアの花」という歌があったのを思い出した。
なんとなく、こっそり家で聴いてみる。
1972年、昭和47年の歌。
記憶ではかなりヒットし、
当時のフォーク歌手の何人かがカバーしたり、
歌謡曲の歌手も自分のアルバムの挿入歌にしていた。
オリジナルは「もとまろ」という女性3人のグループ。
その後のことは全然知らないので、
たぶんこれ1曲しか売れなかったのだろう。
しかし、そのたった1曲が永遠の名曲になった。
当時、ぼくは子どもだったので、
この歌の世界のことがよくわからなかったが、
改めて聴くととても映像的でドラマチック。
ただ、現代の感覚だと、
この歌詞って、カン違い妄想ストーカー男の歌?
と聴けなくもない。
けれどもこの哀愁を帯びた旋律は現代からは生まれにくい。
1970年代独特の、美しく透き通ったメロデイーライン。
森田童子や、デビューした頃の中島みゆきの曲に通じる感傷。
どこからか、あの時代の風が吹いてくるようだ。
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