ファットマンを地球最後の核兵器にするために

 

長崎に落とされた原爆「ファットマン」は、

今日まで「地球最後の(実戦で使われた)核兵器」とされている。

 

永遠にそうあり続けるよう願うが、

核兵器の開発は終わっていない。

 

75年前、アメリカが示した手本通りに、

それは相手を威嚇する脅しの道具として機能している。

 

そして、75年経った今でも

「強い国」「豊かな国」「進んだ国」の象徴であり続けている。

「我が国は核兵器を持っている」ということに

希望と誇りを感じる人が世界中に大勢いるのだ。

 

アメリカが世界に、未来にバラまいたウイルスは、

いまだに多くの国の子どもや孫やひ孫らの脳を侵し続けている。

 

核兵器の所有は罪悪であり、恥辱である――

そう思える子どもたちを増やすこと。

これからやるべきことは、それ以外には考えられない。