「ワーケーション」に積極的になれる人・会社が日本の未来を救う

 

ワーク+バケーション。

働きながら休暇を取る?

休暇を取りながら働く?

 

「ワーケーション」とは、先日の菅官房長官の会見で

初めて聞いた言葉だ。

 

「Go To トラベルキャンペーン」で混乱が起こり、

政府の威信にダメージをきたしたため、

それを少しでも修復しようと、

目先の変わる造語をひねり出してきたのかと思ったけど、

調べてみると、べつに昨日・今日つくられた言葉ではないようだ。

 

アメリカなど海外の一部の国で普及している過ごし方らしく、

旅費や交通費などはワーカー負担で、

オフィスを離れてリゾート地などに行き、

リモート会議への参加や報告書提出などを

こなしながら休暇を取るという形だとのこと。

 

日本でも現在、和歌山県や長野県などでは専用サイトがあり、

働き方の一つとしてワーケーションのプランを提案している。

 

例えば長野県が提案するプランには、

一定時間は開設されたワークセンターで仕事をしたり、

ビデオ会議などに出席したりし、

それ以外の時間で森林セラピーを受けたり、

魚釣りや温泉を楽しむという行程がある。

 

地方を中心に自治体が具体的なプランを打ち出している。

 

長野だったかどうかは憶えてないが、

そういえば何年か前、ライター求人のサイトに

体験レポートを書きませんか? 

という募集記事があったような。

 

ちょっと興味があったが、

説明会に出なきゃいけなくて、その日程が合わないので

行かなかったけど、これのことだったのかなぁ。

 

それにしてもこのワーケーション、

やっぱりというか、案の定というか、

ネット上の反応は芳しいものではなく、

「そんなの、もはや休暇とは言えない」

「普及するはずがない」

「そんなの金持ちの発想」という意見が

大半を占めているようだ。

 

まぁ確かにこんなゆとりのある働き方をできる

企業・人は今の日本ではそう多くないと思うが、

僕は、これについてはちょっと政府の意見に賛同したくなる。

 

日本のワーカーたち、

中高年は「仕事とはこういうもんだ」と、

頭がコチコチに固まっちゃってるからもう無理だろうが、

若い人たちはまだ頭が柔らかいうちに

積極的にこうした考え方を取り入れて

実践してみたほうがいい。

 

そして、こういう会社がどんどん増えるのが望ましい。

これからの日本の会社は授業員に、従来通りの、

経済成長期の伝統的な働き方をしていたら伸びていかない。

 

働く人の感情・精神は会社にとって大事な資本だ。

過重労働をはじめ、パワハラやセクハラや職場いじめなどで

社員のメンタルをつぶしているような会社に

未来などあるはずがない。

 

働く人自身も「感情は自分の資本である」という

自覚をもって、嫌な仕事・嫌な職場に

我慢すべきでない。

 

「ワーケーション」も、できるはずない、不可能だ

と言っている人や会社は絶対できない。

 

てか、そういう会社は、そもそもやる気がないんだよね。

仕事は会社の中でやるもんだと

経営層の頭が凝り固まってるからできるはずがないんだ。

 

「やってみるか」とやってみれば、意外とラクに、

うまくできちゃうんじゃないか。

 

僕はワーケーションを積極的に考えられる会社、

取り組める会社が良い仕事をし、

これからの日本を支えられると思う。

個人もまた然り。

 

自粛期間が過ぎたら、あっという間に、

せっかくやっていたテレワークを

やめちゃう会社だらけって現状には、

なんだか暗澹とした気分にさせられる。

 

政府批判もいいけど、何でもかんでもはなから否定してないで、

どんな働き方ができるだろうと少しは想像してみたら?

 

 

●おりべまこと電子書籍 Amazon kidleより販売中

・神ってるナマケモノ ¥321  ASIN: B08BJRT873 

・子ども時間の深呼吸 ¥324 ASIN: B0881V8QW2

・ロンドンのハムカツ ¥326 ASIN: B086T349V1

・オナラよ永遠に   ¥593 ASIN: B085BZF8VZ

・茶トラのネコマタと金の林檎 ¥329 ASIN: B084HJW6PG

・魚のいない水族館 ¥328  ASIN: B08473JL9F 

 

●アクセス

https://www.amazon.co.jp/ からコードナンバー、

または「おりべまこと」、または書籍名を入れてアクセス。

 

●スマホやタブレットで読める:Kindle無料アプリ

https://www.amazon.co.jp/gp/digital/fiona/kcp-landing-page

 

●kindle unlimited 1ヶ月¥980で読み放題

https://www.amazon.co.jp/kindle-dbs/hz/subscribe/ku?shoppingPortalEnabled=true&shoppingPortalEnabled=true

 

 

※新刊「ピノキオボーイのダンス」 

7月31日(金)発売予定!

 

12歳の少年の姿をしたロボットは、街中で年老いたダンサーと出会う。ダンサーはなぜかロボットを「かけがえのない友だち」と呼んだ。

娯楽も芸術も、人間の癒しや愛情もロボットテクノロジーにゆだねられた、機械仕掛けの世界で繰り広げられる、大人も愉しい、少年少女小説。長編SFファンタジー。