緊急事態宣言前夜に神の子あらわる

 

「おれたちは神の子だ」

 

かつてロンドンの日本食レストランに勤めていた頃、

超右翼のシェフがいて、

日本人=神の子説を唱えつつ、天皇陛下を崇拝していました。
当時、身近にそんな人に会ったのは初めてだったんで、

びっくりしていました。

 

きょうはなぜかその彼の言葉が脳の奥底からよみがえってきた。

「日本人は神の子だ」

だからコロナにもやられない。
奇跡を信じている。

 

いよいよ日本も武漢やイタリアやニューヨークのような

事態に陥るのではないかと、世界の人たちが危惧しています。

そして、明日7日は、いよいよ東京や大阪や福岡に
緊急事態宣言が出されます。

 

しかし、それでも日本は大丈夫なんです。


政治家がどれだけピンボケなことをやってても、
国民がいくら危機感に乏しく、

いまだ夜の街を出歩いていても、
科学的・医学的根拠などゼロでも、
日本は大丈夫です。


このまま感染者も死者もちょこっとしか出ません。

あったかくなって、だんだん蒸し暑くなってきて、
なんとなく感染者が減っていって、
いつの間にか終息してもと通りになります。

だって日本人はみな神の子だから。

 

という楽観的、能天気、ハッピーエンドなシナリオを、
僕も頭のどこかに描いています。

 

とりあえず、しばらくは我慢。
明日を最後に義母のデイサービス通いも一時休止。

これからは毎日公園を散歩です。
散歩できるところに住んでいるだけでも
ありがたいと思っています。

 

そして、こうなったらもうあとは神頼み。
信ずれば免疫力もきっと上がる。

そう、日本人は神の子、
僕たちは神や仏に守られている、と信ずれば。