4月に義父が亡くなったので、
毎年、年賀状を戴いている人たちには
今月初めに喪中はがきを出した。
というわけで今年(じゃなくて来年:2020年)は
年賀状1回休み。
もうここ10年ほど、
かつてのように年賀状に一生懸命にもなってなかったので、
特に感慨はないが、
1枚も来ないと思うと、やっぱりちょっと寂しい気もする。
そんな折、「終活年賀状」のニューズを聞いた。
「来年から年賀状を辞退させていただきます」
といった一文を添えて、それっきりにするらしい。
昨年、鎌倉新書がマーケティング会社に登録する
65歳以上のモニター約200人を対象に調査を行った。
その調査によると
「終活年賀状を受け取ったことがある」
という人は57%いるという。
受け取った時、受け取ることを想像した時の気持ちについて、7割近くが「さびしい」と回答した。
「出したことがある」は6%だが、
「送ろうと思っている」と答えた人は半数近くに上った。
理由は「付き合いを身近な範囲にとどめたい」「年賀状作成の負担が大きい」「体力に自信がなくなった」など。
終活年賀状には、挨拶文内に
「これまでのお付き合いへの感謝」
「年賀状をとりやめる理由」
「今後も年賀状以外のお付き合いをお願いする」
という3つの要素を入れるのが基本だという。
今年はウェブサイトで印刷屋さんが
終活年賀状の文例を紹介している。
自分も受け取ることをちょっと想像してみたが、
たぶん上記の7割の回答者と同じく「さびしい」と思うだろう。
僕も年賀状のやりとりは年々減ってきて、
今年、喪中はがきを出したのは40人弱。
学校の1クラス分だ。
その8割以上は、
リアルでもネットでもほとんど会う機会がない。
連絡を取ろうと思えばすぐ取れるけど、
会っても話すことないし、昔話ばっかしてもなぁ・・・・
と思ってて、会わずにずるずる。
中にはもう30年以上会っていない人もいる。
それでも年賀状が来るとほっとする。
最近は虚礼のカテゴリーに入って、
不必要と言う人が多いみたいだけど、
年賀状というのは良い日本の文化だと思う。
というわけで僕は死ぬまで終活年賀状は出しません。
たぶん。
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