今週は取材でお出かけWeek。
今日は連載企画「寺力本願(じりきほんがん)」の取材で、
千葉県勝浦市へ。
かつては房総でも指折りの水揚げを誇っていた漁業の街、
しかし、それも昭和時代まで。
漁業の衰退によって、平成の30年間で人口は半減し、
街の中には空き家が目立つ。
取材先は「海の見えるお寺」として人気の妙海寺。
その住職は、まだ若いながら、勝浦の街を救おう、
100年後も200年後も栄える街にしようと奮闘。
様々な地域おこしイベントを開催し、
現在は、空き家対策として、みんぱく事業に力を入れているという。
最近、何かとネガティブに捉えられることの多い宗教者だが、
自治体や企業ではできないことを、
お寺という立場、一種の社会的信頼性を生かして活動している。
そんな住職が以前、地域おこしの一環として普及に携わり、
ご当地グルメになったという「勝浦タンタンメン」。
ひき肉と一緒にタマネギとナスが入ってて、見た目ほど辛くない。
冬の海で働き、冷えた漁師や海女さんのからだをあっためたという
ストーリーが、味わいを深くする。
コンビニにも「勝浦タンタンメン」食品がいっぱい。
ちなみに勝浦は海流の作用で、夏は涼しく、猛暑日がない。
冬も比較的穏やかで、雪の降ることはほとんどないという。
僕は勝浦と言うと、反射的に「勝浦温泉」と出てきて、
なんとなく熱海っぽいイメージを持っていたのだが、
よく調べると、和歌山の@「勝浦温泉」だった。
なんで勘違いしてたのだろう?
コメントをお書きください