久しぶりに代筆の仕事をしました。
守秘義務があるので、具体的なことは書けませんが、とある地方新聞の連載コラムの仕事で、依頼して頂いた方は、いわゆるコンサルティング業です。
遠方の方なので面識はなく、メールのやりとりだけで進めました。
最初にどんなネタがあるのか、どんな話を書きたいのか、単なるメモでも何でもいいから送ってもらい、じゃあ第1回はこの話で、第2回はこれで・・・・という感じで整理し、各回のテーマを決めます。
それを決めたら、その回ごとに、こんな話で・・・と、また大雑把なメモを送って頂き、それについて突っ込んで取材します。
たとえば、相談にみえたそのお客さんはどんな様子だったか、背格好は?服装は?
傷心していたのか、イライラしていたのか。
家族構成はどうなっているのか?
どんな仕事をしているのか?
子供はいるのか? 独身なのか?
離婚経験があるのか? などなど。
一見構どうでもよさそうなことを具体的に聞いていきます。
魂は細部に宿っています。
ちゃんと聞いたことに答えて頂ければ、書くのは別に難しくもなんともありません。
困っちゃうのは抽象的なことばかり言って、意味を汲み取ってほしいとか言う人。
もっとひどいのは「忙しいから頼んでいるのに、取材なんかに時間は取れない。とにかく書いて見せてくれればチェックする」とか言っちゃう人。
こういう人たちは、人に頼まず自分で書いてほしいです。
へたでも苦手でも、毎日ブログなど書いていれば、自然と書き方のコツが身につきます。
以前はどんな仕事も断っちゃいかんと思って、こういう横着な人たちの言い分も聞き、がんばって書いていました。
しかし、最近はメールを見ればどんなクライアントかわかっちゃうので、いやだなと思う人はお断りしています。
だいたい自分のカンは当たります。
今回の方はとても良い人柄の方で、仕事の様子を聞かせてもらって、ぜひお力になりたいなと自然に思いました。
いろいろ貴重なお話も伺い、人間の面白さを知ることもできました。
これなら代筆も悪くない。そう感じさせてもらいました。
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前濱美華 (火曜日, 25 6月 2019 11:07)
代筆の仕事をしたいです。まずはどうすればいいのですか?
福嶋誠一郎 (火曜日, 25 6月 2019 19:28)
代筆の仕事をするには、まず宣伝です。「代筆やりますよ」とホームページなりブログなりSNSなりで告知することです。