本日は名古屋から滋賀の取材を3軒こなしました。
東近江市にあるヒトミワイナリーは知る人ぞ知る「にごりワイン」の製造元。
醸造家は皆、20代から30代の若者で、収穫したぶどうの個性をとにかく重視し、同じ銘柄で味にばらつきが出ても「自然のもだからしゃーない」と、かまわず作っちゃう。
あまりにばらつきが過ぎるということなら、その場でプランを変更して新しい銘柄にしちゃうという、自由でおおらかな姿勢でワイン作りを楽しんでいます。
ここの名前を一躍有名にした「にごりワイン」もそうした自由な精神の産物と言えるでしょう。
ラベルデザインも醸造家が自分たちの手でやっちゃうし、ボトリングもスタッフが総がかりで手作りで行うそうです。
そこで気になったのが虫のイラストが描かれた「カフカ」というワイン。
ラベルの裏にある解説ストーリーを読むと
自然なワイン造りは「可or不可」という問いかけと、その中で繰り広げられるワインの「変身=フランツ・カフカ」をコラージュさせています。
こういう遊び心、大好きです。
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