昨日は舞台芸術学院30期生の同窓会。
こうした会の取り仕切りは不向きで、他では絶対やらないのだけど、どういうわけか、ここだけは昔から幹事役をやっています。
入学40周年、出会って40年ということでやりました。
集まったのは17人。連絡取れる人の約半分。
福井や静岡などからわざわざ出向いてきてくれた人もいます。
以前は利便性を考えて、新宿でやっていたのですが、今回は学校に通っていた池袋西口で開催。
やっぱり土地の記憶というのは重要で、故郷の空気を吸ってリフレッシュしました。
学生と社会人の狭間の2年間を、演劇なんぞに現をぬかしてともに過ごしたわけですが、時間がたってみると、その仲間と記憶が一つの大事な財産になっている気がします。
何よりもこういう場と時間を共有できることが、それぞれの心の支えになっているならいいなぁ。
6年ぶりに開きましたが、正直、この5~6年ほど全然やる気がしなかった。
連絡するのも面倒だし、やってどうするの?という気持ちもあり、あまり大事なことと思えなかった。
ところが仲間の一人のみっちゃんが毎年、年賀状で「今年はやらないの?」と粘り強く送りつけてくるので、徐々にボディーブローが効いてきてプレッシャーになっていたので思い切って昨年末から再開に踏み切りました。
でもそうしてよかった。
諦めずに背中を押し続けてくれたみっちゃんに感謝だなぁ。
思い出話もさることながら、未来へ向けて年寄り劇団を作ったら・・・という話も出ました。
酒の席の話なので冗談半分ですが、子供や孫みたいな連中をお客として呼んで、ヘンな年寄りたちがヘンな芝居をして見せるというのも悪くない。
それで何かが伝えられればいいし、みんなのこれからの人生の励みにもなればいいなぁと思いました。
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