奇妙なもので、今晩は(今回の睡眠では)夢を見そうだな、と予感すると、ちゃんと夢を見る体質になりました。
で、そういうときの夢は目が覚めたあとも割とはっきり覚えています。
●一本目:歌ってくれるという女の子の話
今朝の夢は二本立てで、1本目は女性歌手が登場。
歌手といってもプロなのかどうかわからない。
なにやら昔の友達なのか、知り合いなのか、付き合っていたことのあるガールフレンドなのか、判然としないというか、その複数の女性の融合体という感じで、僕に歌を歌ってくれようとします。
僕はその気持ちがうれしくて、何を歌ってもらおうか迷う。
でも決められなくて、というか、決めちゃったら一曲歌って彼女は行ってしまうから、つまらないなと思って、いつまでもどうしようかこうしようか迷いながら、いつまでも一緒にいるのを楽しんでいる、という話でした。
●誰かの赤ちゃんを預かった話
2本目はどこかのホテルのようなところの、パーティーの席のような場所にいる。
そこである友達から
「知り合いからこの子を預かったのだけど、用があるのでちょっとだけだけこの子を預かってほしい」といわれて赤ん坊を手渡される。
僕は気安く「ああ、いいよ」と言って受け取る。
ところが、その席からしばらく離れ、別のフロアに行って戻ってくると、その友達が誰だったか忘れてしまっているのです。
それで懸命にその友達を探すのですが、見つからない。
最初のうちはのんびり構えているが、だんだん焦ってくる。
幸か不幸か、赤ん坊はとてもおとなしくてむずかって泣き出したりしないので、周囲の人たちは注目しない。
でも僕は内心、誘拐犯と誤解されるのではないかと気が気でない。
それで友達を探すのはやめて、友達にその子を預けたという本当の親を探そうとする。
その本当の親はもっと上のフロアにいるのではないかという直感があって、エレベーターで昇ってみて、チン!と扉が開くと、なぜかそのフロアはひとつの街ーー新宿の歌舞伎町か、渋谷のセンター街みたいなところになっていて、人がうじゃうじゃいる。
こんなところでは探せないと思って、しかたないからホテルのフロントというか相談係みたいなところで事情を話そうと思ってまた下がる。
で、そこでふと赤ん坊を手にしていないことに気がつき、慌てて探す羽目に。
でも赤ん坊はすぐに見つかり、ああよかったと思って抱き上げると、その子もにっこりする。
その笑顔を見た僕は、これももう家に連れ帰って自分で育てるしかないなと思う。
でも一方で、そんなことをしたら犯罪だぞと葛藤する。
というところで目が覚めました。
なんだかどちらも夢らしく、迷ったり探したりばかりでしたが、後味はそんなに悪くありませでした。
夢の話なので、特にオチもまとめもなく、これでおしまい。すっとんころりこ。
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