ザザザザと水面が波立ち、10メートルにも届こうかという長い首が宙に弧を描いたかと思うと、周囲の山々に咆哮が響きわたる。
それは太古の遺伝子が、いま生きている人間たちの魂を震わせる瞬間だった。
スコットランドのネス湖をはじめ、世界中の多くの国の湖で、人々がそんなシーンを夢想してきました。
そうした夢想は20世紀で終わったのかと思っていたら、どうもそうではないらしい。
絶対いないと思うけど、もしかしたらやっぱりいるかな、いたらいいな・・・という人たちが、まだまだいっぱいいるようです。
ネットでそうした情報に遭遇すると、何やら「ネッシー教」のような宗教なのではないかと勘繰るぐらいです。
しかし、その地域にとってはやむにやまれぬ事情もあります。
いわゆる町おこし・村おこしに湖の恐竜が一役買っていたことがあるからです。
地域経済を活性化させる貴重な観光資源なのです。
そんなわけでまだ絶滅させるわけにはいかないと、21世紀の若者たちによって、新たな古代生物復活プロジェクトが進んでいるとか、いないとか。
人々の脳内で再び湖の恐竜が実在する日が訪れるのか?
昨日、ブログの整理をしていて「ネッシーの実在と絶滅について」という記事を読んだら、これ、なかなか面白いなと思って、ドラマ化してみようと考えました。
いろいろ並行して進めているので、また忘れた頃に進捗状況を報告しようと思います。
コメントをお書きください