TOKYO PLANNINGさんから頂いた仕事で、ここ半年あまり取り組んできた飲料メーカー「ポッカサッポロ」の商品成長記が完成。無事納品しました。
ポッカコーポレーションとサッポロ飲料は4年前に統合。
社内でプロジェクトチームができ、互いの前身のことをよりよく知ろうということで、この本を制作しました。
基本的には社内報のBOOK版ですが、トータル160頁で、かなりのボリュームになりました。
僕はポッカレモンなどのレモン製品、缶コーヒー、スープ、バラエティ商品、製造技術、海外事業、業界人座談会など、約90ページ分を担当しました。
ポッカは1950年代から80年代にかけて、日本の飲料業界をリードしてきたメーカーで、画期的なこと、クリエイティブなことをたくさんやってきました。
かのポッカレモンは昭和20年代の名古屋・栄広小路で小さなバーを経営していた創業者が発案し、町工場で試作を重ねて作ったもの。
日本初(ということは世界初)の缶コーヒーを作ったり、それを売るためのホット&コールド自販機も開発しています。
また、缶コーヒー用の焙煎技術や、スープの造粒化(粉末でなく、顆粒の微細なツブツブにする)技術などに関してもパイオニアでした。
片や、おみくじソーダや占いコーヒー、プリンシェイク、ふってゼリーにする飲料など、遊び心あふれる面白ドリンク商品もここがオリジナル。
輸入事業や海外事業にも早くから積極的に取り組んでいました。
じつはポッカが名古屋の会社だったということは、この仕事で初めて知りました。
名古屋近辺には面白い会社、ユニークな会社がたくさんあるようです。
名古屋出身者として、ぜひ、他のところでもこうしたものを作って、その会社ならではの「しごとストーリー」を書いて発信してきたいと思っています。
このポッカサッポロの本は社内用ですが、面白い話・役に立つ話は、また折にふれ、ご紹介していきますね。
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