近所の大宮八幡宮&和田堀公園へ桜を見に行ったら、境内にアンパンマンが。
「ようこそお詣りくださいました」の看板付き。
なんで神聖なお宮にアンパンマンのようなキャラクターがいるのか?
いまや世界に冠たるアニメ大国・キャラ天国になった日本では、たぶんそんなのは野暮な質問なのでしょう。
50年前なら大人がディズニーのグッズなど持っていたら、女でも男でも
「おまえ、いい歳こいてアホか!」
とバカにされたでしょうが、最近は逆に
「何があかんのや、この時代遅れの化石頭おやじ!」
と、逆にバカにされそうです。
少子化の時代、アニメやキャラをつくる側も子供ばかり相手にしていたら商売になりません。
ねらうは大人。これからはジジ・ババまでがターゲット。
僕たち以降のように、ガキの頃からアニメやマンガを見て育った世代は、いくつになろうがアニメやキャラのとりこになり得るのです。
まぁ、さすがにアンパンマングッズが欲しいという大人は少ないだろうとは思います。
ただ、やなせたかしさんの原作絵本の、あの哀愁を帯びたようなタッチの絵をデザインしたTシャツなどあったら、僕は着てみたいなぁ。
もともとアンパンマンって、困っている人に自分の顔を食べさせちゃうっていう話から始まっているんです。
それだけ聞くとちょっと偽善っぽいけど、やなせさんの絵だと素直にいいなぁと思うのです。
そうか、だからアンパンマンは神様扱いなのか。
ならこんなトタン屋根の囲いじゃなくて、ちゃんとお堂に入れなしいなぁ。
ところで、この大宮八幡宮は数年前、子供にしか見えない「ちっちゃいおじさん」が出没するということで、都市伝説の舞台になりました。
お宮としてはそれを機に、ちっちゃいおじさんキャラを作って売り出すかと思っていましたが、いまだに実現していません。
まだ遅くないぞ。ぜひともやってほしいなぁ。
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