おいしいお米ができましたイベント

 

 この週末はイベントの仕事3連荘。

 土・日はNHK敷地の「ふるさとの食 にっぽんの食フェア」の現場に出向き、「おいしいお米ができました」と題したJAブースで、お米マイスターの「おいしいお米の食べ比べ講座」や、トーク&クッキングショーの進行・演出を担当しました。

 

 演出と言っても、台本を書いてしまった後は、基本的に出演者にお任せで、あとはスタートの時間や試食の料理を出すタイミングの合図を出しているだけです。

 

 「おいしいお米の食べ比べ講座」は昨年に引き続き、原宿の隠田商店街でお米屋さんをやっている五つ星マイスターの小池理雄さんが出演。4種類の米を食べ比べるなんて、ふつう家ではできないので、参加した人にとっては貴重で贅沢な体験になりました。

 

 トーク&クッキングショーはE-テレ「きょうの料理」の講師をやっている料理研究家の枝元なほみさんと、司会の後藤繁榮アナの「ゆるゆるコンビ」が出演。ほとんど漫才みたいな掛け合いで笑いを取っていました。

 

 後藤さんはダジャレでこれだけ笑いを取れるのだからすごい。

 

 枝元さんの大根を油で揚げる料理はぜひ作ってみたい。

 

 司会者の中には台本どおり・原稿どおりにしかできない人もいれば、ほとんど無視して自分流にやってしまう人もいるけど、後藤さんはそのあたりのバランスが最高です。

 

 オンエアに関係ないイベントの時は、かなり崩してしまうのだけど、実はちゃんと流れを抑えていて、肝心なところは台本から離れないでやってくれる、気持ちのいい司会者です。そのあたりはさすがNHKアナ(ちなみにもう退職されたので立場はフリーです)。

 

 このイベントはただ飲み食いするだけでなく、地震や台風による自然災害などの被災地農家の応援という趣旨があり、メッセージボードにはたくさんのメッセージが貼りつけられました。

 

 「そういえば3・11忘れてた」という人たちも、「忘れたフリをしていたい」という人たちも、何か刺激されるところがあったようです。