動物漫画家の麻乃真純さんから絵本が届きました。
今月下旬の発売「アタシ、ママの子?」
今月、出版されたのをプレゼントしてもらいました。
彼女が愛犬の死期が迫っていることを悟って書いた本です。
最近は犬やネコを飼う人が増えたみたいですが、「お別れの日」が来ることを覚悟して飼うことが大前提。ちゃんと看取ってあげることまでが飼い主の義務になっています。
彼女はなんと16年もこの愛犬と暮しているから(犬の16歳って、人間なら100歳近い?)、随分と思いが深いのでしょう。
麻乃さんとは以前やった「幸せになる犬の愛し方・愛され方」――家庭犬のしつけのコーチングや、最近は犬の幼稚園の園長さんをしている先生の、犬のしつけマニュアルの仕事でご一緒しました。
僕が文を書いて、彼女がイラストを描いていたのです。
たまたまだけど、住んでいるのが隣町だったので、彼女の愛犬にも会い、ちょっと出演もしてもらいました。
けっこう気性の激しいお嬢さん(♀)で、チャオ!とやったら吠えまくられましたが・・・。
ぼくは犬を飼ったことはありませんが、その仕事以来、なんとなく犬の気持ちがわかるような錯覚に陥って、道ですれ違ったりすると、飼い主さんにあまり気づかれないよう、いろいろサインを送って対話を試みたり、勝手にその犬のツイッターをやっています。
この本は彼女の愛犬のつぶやき、つまりモノローグで綴られていて、かわいいけど切なさいっぱいになります。
きっと犬や猫を飼っている人は、僕よりもこういう子供たちの声がよく聞き取れるのではないでしょうか。
麻乃さんは個人の犬や猫のイラストなども描いています。亡くなったわが子の面影をもとめて頼まれることも多いようです。
興味ある方は彼女のアトリエ(ホームページ)も覗いてみてください。 http://www.nazuna.jp/
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