昨夜は朝読書のメンバーとの飲み会で楽しみました。
たかが子供に本を読むだけのことをやっているのですが、なかなか奥深く、話していると野望が頭をもたげてきて面白かったです。
うちの地域はヒマなのか何なのか、酔狂な大人が多く、小学校のボランティアが盛んです。
今現在、子供が就学している人はもちろん、とっくの昔に卒業していても、一生懸命関わり続けているオヤジやおっかさんがたくさんいます。
自分が子供の時は「子供心を楽しむ」という意識はないが、親になると自分で子供を楽しめるからでしょう。
気が付けば、中には保育園時代からのお仲間もいます。
子供よりも親同士が(前後の先輩・後輩も含めて)同級生という感じ。
子供は成長過程にいるので、自分の過ごした年代に止まることなく、振り返ったり、思い出すこともなく、スポーツカーのように高速道路をかっ飛ばしていきますが、親の方はそれぞれの年代の記憶が積み重なってヒストリーを作っていくのです。
そして、そのヒストリーとともに子育てから広がる一つの世界ができます。
こんな世界の住人になるなんて、まったく予想だにしませんでした。
そのうち今度は孫と楽しむ人も出てくるかもしれない。
そんなことを思いながら、まだしばらくの間、自分は「ランドセルおじさん」や「旅する本屋」や「凶悪なトナカイくん」でこの世界の片隅を歩いていくのでないか、という気がします。
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